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2020年04月27日16:04

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感染症対策のアプローチが逆だからなのでは?

本文長すぎ^^;なので、少し短めにしましたww

諸外国では、予防と言えば、自衛の事を意味すますが、日本の場合予防と言えば、「人にうつさない」予防を意味しているのでは?

自衛のためにはマスクはほぼ無意味なわけですよ。
ですから、マスク無意味論は間違いでは無いわけです。
ですが、人にうつさないという観点では、マスクは重要な意味を持ってくるわけです。

自己防衛の予防策と、人にうつさない予防策の結果が、世界と日本の違いになっているのではないのでしょうかね。

満員電車も揶揄交じりの話になっていますが、タイミングが良かったのは、コロナ騒ぎが始まったころに、受験シーズンに入っていて、電車利用者の絶対数が減っていて、都内に限って言えば、大手が早々にテレワークにシフトしたことにより、2月前半には、混雑が緩和されていましたからね。
3月に入ったら、少し早めの電車に乗れば空席がある位ですから、対策を取る必要すらなかったのかと。

その結果、自粛前から、都内の居酒屋は閑古鳥が鳴いている状態で、新橋あたりの居酒屋では、客が居ないと2月後半には頭を抱えている映像が流されていましたよ。

また、近年の除菌ブームで、各家庭に除菌系の石鹸やシートが常備されていたのも幸いしたのでは?
手洗いをサボりがちな人も居るのでしょうけど、子供に執拗に手洗いを迫るお母さま方も少なくなく、初期段階で、日常生活の延長で対策が出来てしまっていたというのが順当な判断なのではないのでしょうか。
どの位普及しているか知りませんけど、手をかざすと洗剤が出てくるハンドソープが売っていますし、私の家にも置いてあります。
これだけでも、家庭内の二次感染予防には効果があると思いますよ。
この予防も、自己防衛ではなく、自分が他の家族にうつさないという意味合いの予防ですけど。

実際の所は、検査件数が増え、どの位感染者が居るのか?という数字待ちになるのでしょうけど、お亡くなりになった方も葬式などでの二次感染予防から検査をされているとの事で、死亡者数だけを見れば、異常ともいえる少ない数で推移しています。

あとは、結果で判断となるのでしょうが、感染者の検査も、自覚症状のある人に絞って行う事で、医療崩壊の先延ばしにある意味成功しているのかも知れません。
その結果、重篤者を受け入れる余地が少なからずある為、死亡者数が少なくて済んでいる可能性も否定できないのかと。

これもまた、人にうつさないという観点で行動を取る人が一定数居る事を織り込めるからできる話なんだと思いますよ。
3月の連休に、人出が無ければ、恐らく緊急事態宣言も出さなかったのでは?と。
あそこで、大量のというか、普段並みの人出があったため、感染拡大予防のため、緊急事態宣言を出し、強力な自粛要請を行ったのかと。

未だマスクをしないで会見に出てくる諸外国の偉い方々は一体何のか?という話なんだと思いますよ。

あんたは良いけど、あんたが感染していたら、その場にいる人達は全滅だよ?

という話が通じるか通じないかという話なだけだと思いますよ。
日本では、30年以上でしょうかね、花粉症で悩まされている方々がいらっしゃり、年々増加しているので、マスクが本来人にうつさないための工夫という観点から、自己防衛と思ってしまっている人達が増えた結果、マスク騒動に繋がっていると思うのですが、そこも、マスコミが当初から、ちゃんと政府方針に基づいて、

人にうつさないためにマスクの積極的な着用を!

と言っていれば、もう少し違った結果になったと思うんですけどね。
因みに、1月後半では、そういう話が流れていたはずが、いつの間にか、自己防衛グッズとして言われていましたからね。
だから、アベノマスクは無意味という話が、すんなりと浸透してしまったのかと。
布マスクでは、自己防衛は難しいですからね。

あとは、結果で判断と言う所なのでしょうかね。

■「マスク無意味」論からCDCの方針転換で「マスク必須」へ。マスクプロパガンダとは何だったのか?
(HARBOR BUSINESS Online - 04月27日 09:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=219&from=diary&id=6062432

◆新型コロナパンデミックに見る日本における謎々効果

 現在本邦は、SARS-CoV-2(新型コロナウィルス;新型コロナ)による感染症COVID-19(コヴィッド19)の大規模なパンデミックの渦中にありますが、その一方で、政府、医学界の根本的に誤った対応、「世界的に類例がないPCR検査の極端な抑制」と「社会的距離戦略の不徹底」によって、2月中頃までには感染拡大状況の把握に失敗し、制御不能の極めて危険な状態に陥っています。

 過去3ヶ月間の世界の事例を見ると、このような人為的かつ恣意的な失策は、感染者の激増から医療の崩壊、死者・重症者の激増と医療関係者に大量の犠牲が生じるという最悪の代償で償うことになる事に例外はなく、筆者は世界でも最悪の失敗を重ねている本邦の行く末に日々恐怖しています。

 しかし本邦における事態悪化の速度は、2月末頃から筆者の予測に比して明らかに週単位の大幅な遅滞を見せており、筆者はこれを「謎々効果」と命名して注視してきています。この「謎々効果」についてはBBCやCNNのほかにも海外メディアは気がつき注視しており、「感染症対策が丸裸に近い無謀な日本において、感染拡大が目に見えて遅いのは何故か」というミニ特集も3月中までよく組まれてきました。

 日本は、新型コロナウィルス感染者の発見が比較的早く、また中国の旧正月である春節に合わせた観光需要を見込み入国制限を遅らせたために脆弱な状況にありました。事実2020/02/14に国内で講演したWHOシニアアドバイザである進藤奈邦子氏は、インタビューにおいて「日本だけ様子が異なる。日本だけ感染者や接触者が追えず、感染が広がっている」と強い憂慮の念を示していました*。

〈*“日本はすでに感染拡大”WHO専門家”2020/02/14日テレNEWS24〉

 この時点でクラスター戦略という日本独自の戦略は破綻していますが、いまだに国はそれを認めません。進藤氏の発言は、既に日本では追跡不能の感染者が市中に存在し、それは無症状感染者が市中に多く存在する可能性を強く示唆しました。事実この頃からNTTデータ協力会社社員の感染・発病や、公共交通職員の感染、マスコミ取材クルーの感染など事もあろうに首都圏、都心部(霞ヶ関と永田町)で市中感染者が次々に発見される有り様でした。この状態は、エピデミックの立ち上がりを意味し、3月初め以降、日本はロックダウンへの移行を検討せねばならないだろうと筆者は分析していました。そういった中で、安倍首相の陣頭指揮によって公立学校の休校が行われたことは、決定プロセスなどの詰めが甘かったとはいえ高く評価すべき事です。

 しかし、ここから「面」の感染拡大は進行する一方で、「量」については日本の統計がめちゃくちゃで評価不能(Bloombergは3月12日に検査過小で信頼できないとして日本を統計から削除した)*であるものの、重症患者、行路病死人の大量発生、医療機関の混乱などが見られず、「質」の面で日本の事態悪化が大きく遅延しているのが自明となりました。これを筆者は「謎々効果」と呼び、BBCなど海外メディアも日本の謎として報じていました。3月半ば頃になると、日本の特異的な事態進行の遅延は、欧米に比して4-6週間程度であると筆者は評価しています。

〈*”What the U.S., Europe Can Learn From Asia’s Brutal Virus Fight” 2020/03/12 Bloomberg

 前々回記事に記述したように、日本におけるSARS-CoV-2(新型コロナウィルス、新型コロナ)感染者数の推移そのものは、日本政府による意図的且つ極端な検査抑制(検査をしなければ感染者は見えなくなる=居ないことになる)によるものと世界は看破していますが、一方で日本の社会が見かけ上3月中旬までは平穏であったことも事実です。

◆無意味な「日本独自の特異点」説と満員電車を無視する日本政府

 海外と比べて日本社会出の生活様式に特異的なことは、次の3点と思われます。

1)握手、ハグ、キスなどの肉体接触を伴う挨拶文化を持たない

2)土足禁止の生活様式である

3)日常的なマスク着用が全土、とくに都市部で一般化しているし、マスクは高性能マスクである

 他に日本人は風呂好きだとか、日本人はとてもよく手を洗うなどといったポット出の主張がありますが、多くの国々でも人々はシャワーを毎日好んで浴びますし、日本人で風呂に余り入れない社会階層は明確に存在します。日本人が特異的に手を洗うという主張は取って付けた大嘘です。よくもまあ、自説の正当化のために自己申告で高学歴の面々が取って付けたような嘘を垂れ流すものだと呆れかえります。

 一方で、満員電車により少なくとも一千万人はいると思われる毎日往復一時間以上の移動をするという感染症防御には最悪といってよい日本独特の生活様式*があり、巷に言われる珍奇な日本独自の優位点など妄想か、パンツのシミに過ぎません。また日本政府は、満員電車では乗客はしゃべらないから感染しないという屁理屈で、満員電車の解消には絶対に手を出そうとしませんが、合衆国では例外中の例外である電車通勤都市であるN.Y.市における満員電車の感染拡大への寄与が論文化*されており、日本政府の主張はきわめて根拠薄弱なものとなります。

◆突然のCDCによるガイダンス変更 マスクは無意味→マスクを着用しなさい



1)CDCは、健康な市民にも日常的なマスクの着用を推奨する

2)現在マスク着用の義務化も検討中である

 そしてマスクについては次のように言及しました。

a)N95マスクは特殊なもので、医療機関専用と考えている。現在供給が逼迫しており一般人の使用はやめて欲しい

b)一般向けには布マスクを推奨する。布マスクは再利用が可能である

c)不織布マスクも再利用可能である

 これまで一般人のマスク着用は無意味としてきたCDCがこのようにガイダンスを180°転換することは滅多に見ることができません。そしてCDCが根拠なくこの様な転換を行うことはあり得ませんので何らかの明確な根拠を掴んだと言うことでしょう。このことは今後詳細が公表されると思われます。
 これによってCDCは、これまでの健康な人にはマスク無用というガイダンスを撤廃し、健康な人は外出時に布で顔を覆う(マスクをする)ことを勧告しました。顔を覆うものならばマスクでもなんでも良いという勧告です。合衆国には挨拶文化があり、とくに口元の表情は敵意がないことを示すために極めて重要としてきましたので、マスクで口元を覆うことはタブーに近いものです*。したがって、これは疾病対策で合衆国の文化、習慣を大きく変える社会的に重要なものと言えます。

◆世界は「マスク義務化」の流れに



◆CDCガイダンス変更の予兆



3月31日(EST)のホワイトハウスにおける新型コロナウィルス対策タスクフォースの記者会見におけるCDCのガイダンス変更予告を皮切りにBBC World Newsでは布マスクの着用推奨を大々的に報じはじめ、4月3日(EST)のCDCによる正式発表を迎えました。

 これを契機に世界の国々では、市民の外出時マスク着用義務化を含めマスク推奨と高性能不織布マスク(サージカルマスク相当)の街頭での無償配布などをはじめBBCによって報じられています。

◆マスクプロパガンダの原点

 詳細は次回にしますが、顔を触らないためには布マスク以上が、飛沫の通過を阻止するには最低限高性能不織布マスク(サージカルマスクに相当)の着用が極めて強く推奨されるのですが、BBCにおいても理屈が通らないマスク不要論が散々繰り返され、現在もWHOは撤回していません。4/22に放送されたBBCのHard TalkにWHOのDavid Nabarro氏が出演しましたが、やはり一般人にマスクは要らないと断言したものの、その後の司会者による追及に主張がずるずると後退していきました*。



 最後に、筆者の考えをまとめ、次回以降、論じて行きます。

1)マスク無用プロパガンダは、医療資源配分政策と感染症予防を混同した虚偽であり、CDCによって完全に否定されている。既に全世界でCDCへの追従が始まっている

2)SARS-CoV-2パンデミック下において、市民は自分自身が感染者であるという前提でものを考え、他人に移さないように行動せねばならない。その為に最低限布マスクなどの着用は必須であるが、高性能不織布マスク(サージカルマスク相当)が好適である

3)顔を触らないために布マスクでもギャングマスクでもなんでも顔に巻けば「こうかはばつぐんだ」

4)飛沫感染防止には布マスクの「こうかはない」が、高性能不織布マスクの「こうかはばつぐんだ」

5)N95マスクを一般人が使う必要は無い。医療に全て回し、もしも仮に余裕が出れば介護・福祉、運輸・物流・小売り、行政の順で拡大すべき

6)高性能不織布マスクを医療機関から一般市民に至るまで不足なく潤沢に使えるようにすることが極めて重要

7)高性能不織布マスクについては、増産、輸入体制が確立しつつあり、本邦ではロックダウンを行えば医療機関から行政までと市民へ完全に行き渡る。ロックダウン中にさらなる増産体制を確立し、ロックダウン解除後の爆発的マスク需要増に備えねばならない

◆コロラド博士の「私はこの分野は専門外なのですが」新型コロナ感染症シリーズ3

<文/牧田寛>

【牧田寛】

Twitter ID:@BB45_Colorado

まきた ひろし●著述家・工学博士。徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。1年半の沈黙の後著述家として再起。本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。原発問題についてのメルマガ「コロラド博士メルマガ(定期便)」好評配信中
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