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2020年04月21日14:20

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「日本精神通義(人生、道を求め徳を愛する生き方)」安岡正篤

今月安岡正篤先生の本を読み続けているが、5冊目「日本精神通義(人生、道を求め徳を愛する生き方)」を読み終えた。 古道から始まり儒・道・仏・キリスト教・マルクスまで日本の精神史が書かれている。昭和11年に刊行。
致知出版の内容紹介によると
「この国の長い歴史の中で培われ、民族の礎となってきた「日本精神」とはどういうものなのか。安岡正篤師はそれを
「何でも一切自由に謙虚に受けて」「咀嚼し消化吸収し、排泄する」精神であるとする。本書では、こうした日本精神の形成を古神道から説き起こし、儒・道・仏・キリスト教など外来の思想・宗教の受容の様子に触れながら描き出す。」

以下一番印象に残った部分を抜粋する。
「必ず、政治といわす経済といわず、教育といわず、あらゆる方面において更始一新をやらなければならないことが、もう性命必然の要求になっている。・・・要するに人格と識見と、よほどの『まつり』の心、理想精神によって、それらの『むずび』によってのみなし得る」

・「まつり」:ある偉大な感激の対象たる人を得て、自分の持っている物は愚か、生命までも、悉くそれに捧げていくこと
・「むすび」:我々が喜んで、勇んで、己を空しうし、己を忘れて没入していくような、そういう感激の対象を得ること
#安岡正篤 #日本精神 #リーダーシップ
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