三島由紀夫対東大全共闘。。

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私が小学生の時にテレビニュースで報道されていた三島由紀夫氏対東大全共闘討論会のドキュメンタリー。あの当時の空気がリアルに蘇り、感じられる記録映画。
1,000人の東大全共闘学生を相手に、一人で立ち向かう三島由紀夫氏の迫力と揺るぎない主張。それに対する東大現役学生論客との掛け合いは、死語となったフレーズも多く分かり難い部分も多かったが、その熱気と情熱、真剣度は凄い迫力で、その場にいるように感じられた。
この時三島由紀夫氏は44歳。東大全共闘委員は21、2歳。皆凄い。時代を変えようとする人間はいつの時代も超越した存在である。
討論の翌年11月25日に三島氏は切腹して生涯を終えるが、映画とは別に個人的に命というものの使い方を改めて考えさせられる映画であった。

Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose - S. Job