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2020年03月11日12:38

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【夜伽】女子会の夜の生贄-5

カードに書かれていたのはお店のHPのURLと メアド…

ドキドキしながらパソコンを起動して HPを見ました…

いろいろなタブをクリックして…息をのみました…

HPには 確かに目隠しされてはいますが…拘束椅子の上でしどけなく裸身を晒している私の写真がアップされていました…

鼓動が激しくなりました… そして…気づいたらショーツがぐしょ濡れに…

私は震える指で メールを打ちました 携帯電話からメールしました 外出先でも連絡が取り合えるように

「初めてです」って嘘をつきました

名前も偽名で連絡しました

調教に興味があること
体験してみたいこと
などを 拙い文章にしたためて…

数日後…メールで返事が来ました。

差出人は「せんせい」
メールのタイトルは「ハニーさんへ」

「ハニーさんですね。調教したいのでしょうか?調教されたいのでしょうか?」

メールの中で改めて訊かれました。
私は「調教されたいです」と返信しました…

その日の午後は、あまり仕事に身が入りませんでした…

そして「せんせい」から返事が届きました。

メールのタイトルは「ハニーへ」。
呼び捨てにされていました…それだけで「せんせい」の手に堕ちたような気持ちになりました。けれども本文にはまだ 優しい、丁寧な気配が残っていました。
「今夜、あなたみたいなお嬢さんに合いそうな女王様が出勤するんですが…来てみますか?」

私は呼び出しに応じることにしました…

大きめの鞄の中に忍ばせておいた SM写真集の所在を確かめると いつもとは進行方向の異なるホームを目指して…足早に退勤しました…

家に向かうのとは反対方向の電車に乗りました…たしか週末だったとは思うのですが 私が貪欲になっていたので「今日が何曜日でもいい」と思って、飛びつくように応じてしまったのかも知れません。

【せんせい】からのメールの中では「今お召しになっている下着が派手目のものでしたら そうではない清楚な…少々地味な下着を新調してお持ちください」ってありました…

お店の最寄り駅となる駅に着いた私は、駅ビルに入って白地のショーツを1枚買いました

それからドラッグストアでマスクを、ファンシーショップで安っぽいサングラスを…もしも街中で私のことを知っている人に出くわしたらまずいので 変装のために買いました…

客引きを躱しながら お店の近くから電話をしました…実際、お店の場所の正確な位置を覚えていなかったし、キョロキョロしていて客引きやヤクザっぽい人に絡まれるのがいやだったので、お店の指示通り 目印となる建物の前から電話をしました…

「すぐに迎えに行きます」との声

5分と経たないうちに背後から「ハニーさんですね?お迎えにあがりました」と声をかけられました…蚊の鳴くような声で「はい」と答えて 雑居ビルの中に…扉が開きました

迎えてくれたのは先日の作務衣の男性でした…

「私が【せんせい】です!」

ちょっとびっくりしました…【せんせい】は女性だと思っていたので…

おもちゃのサングラスとマスクで変装していた私の姿が滑稽だったのかも知れないですね クスクス笑いながらフロアに通されました…

これまで 私の願望はメールで伝えてあったので もう殆ど準備が出来ていたような感じ…

そこにエナメルボンデージの女性…前回とは別の、若い女性が現れました
「はじめまして、深雪(みゆき)です。ハニーさんですね」
4年生になったばかりの女子大生さんでした…

〜自分よりも年下の女王様に調教される〜

それだけで 羞恥心が増してきました…

もう一人、先日私を調教してくださったボンデージルックの女性がやってきました。
「初めてです」と嘘をついていた手前、ちょっと気まずかったのですが、あくまでも「初対面」な風を装いました。
ボンデージルックの女性から、お店のシステムについて聞かされました…

説明を受けつつ 持参したSM写真集をお見せして「こういう感じで苛めて欲しい」とお願いしました

前回はお友達が料金を払っていたので HPを読んで、基本料金的な金額のお小遣いは用意していたけれども 私が望むプレイをして頂こうとすると やぱり懐に少々厳しい金額…
困った表情を浮かべていたら

「でも、私たちのお手伝いをしてくれたら ドリンク代も、プレイ料金も無料にしてあげられます」
「お仕事で、お客さんにお茶出しくらいしたことありますよね?」って…

ボンデージの女性の提案をきいて…少しあっけにとられていましたが…提案を受け入れることにしました…

数分後

「お着替え、できましたか?」

深雪女王様の優しい声…

マスクもサングラスも外した私は 

頭にカチューシャ…

目許を隠す 〜万が一友人・知人が来たときに備えて素性を隠すための/よくマジシャンが目につけているような〜 ベネチアンマスク

首には革製のチョーカー

そして首から下は… 途中で新調した白地のショーツを穿いただけの裸身に エプロンを着けただけの姿で フロアに立ちました

無料で遊ばせて頂くための条件はこういうことでした

「裸エプロンでこれから来店する不特定多数のお客様に給仕すること」

始めにお仕事をすることで アルバイト代を払う代わりに 無料でプレイをしてくださると云うことでした

裸エプロンのメイド姿になった私は、見ず知らずのお客様の前にひざまずいて 飲み物を振る舞う役目を負ったんです

それから 五月雨式にお客様が増えてきました…

私はベネチアンマスクの影響で、視界に不自由さを感じつつも トレイに乗せられた飲み物をテーブルに運ぶ仕事… 

お仕事の接待なのでしょうか、男性サラリーマン風のグループのお客様…

「ほう…」「いやぁ…」照れ隠しなのでしょうか、裸エプロンの私が飲み物を運ぶ姿を見て 粘っこい笑みを…

先日の私たちみたいに 二次会なのでしょうか…女性客の一団が…黄色い声というか「見てはいけないものを見てしまった」というような気まずい空気…

私が飲み物を振る舞うときは みんな一様に黙り込んでしまって…私も怖くなりました…

そして…私もお仕事になれ始めた頃に…私の中にしかけられた爆弾が…

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