mixiユーザー(id:7904198)

2020年02月24日13:26

284 view

とろとろ日記55「緘口地」

■ベネチアで開催中のカーニバルが中止 新型コロナ拡大で
(朝日新聞デジタル - 02月23日 23:25)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5984385

「新型コロナのおかげでカーニバルが中止だって?」

「まあ水を差されるのは十分予想されてたけどな」

防潮堤が作られているらしいが谷の水をよけるのとは規模が違うからね
市長は自信満々だけどあてにはできないんじゃないかな
おかげでマスクはかなり売れ残ってるみたいだけどマスカレードのやつは口と目がふさがっていないから使い物にはならないようだ
日本でもイベント中止、人混みには近づかないでなんて言われてるけど競馬場に何万人も集まるのはいいみたい
発券機などはかなり濃厚接触の機会だけどあまり気にしないってことかな
そりゃウィルスに狙われるのを気にするよりは一攫千金を夢見るほうが楽しいのは間違いない

ノンフィクションの傑作との評価が高い「不当逮捕」を読む
時系列が飛び飛びで進むので最初は戸惑ったが途中からは面白さに引きずられて一気に読み終わった。

40年ほど前に読売新聞の名物記者のスクープ記事が虚偽だと訴えられた事件の顛末が権力闘争、時代背景、人間関係などを織り込みながら組織と個人との関係、理想と現実とのせめぎあいの中で生々しく語られていく。使命感と正義感に燃える新聞記者が時代の流れを読み違い政治的な圧力に抗しきれずに失意の中で退場させられる姿が痛々しい。

昭和初期から55年体制近くまでの官僚人事や疑獄事件、世相などについてもかなり詳しいので、今も昔も社会や個人が抱えている問題には変わりがないことがよくわかる。今起こっていることはずっと昔にそのひな形があるし、当時の課題が解決できてないからこそ今もこのような問題が起こっているのだともいえる。

戦後まもなくの大手新聞社の社会的評価が「下町の正義の読売」「洗練の朝日」「おっとりした毎日」であったというのが面白い。





5 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年02月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829