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2020年02月16日10:30

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風邪とインフルエンザとコロナウィルスと

■国内感染、新たな局面へ 厚労相「経路わからない事例」
(朝日新聞デジタル - 02月15日 20:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5974707

今更ながらそれぞれの違いをおさらいしてみよう。ただ本気で書くと軽く本1冊になるので、面倒なので簡単に書く。かなり省略して要点だけ書くので疑問点があればコメント欄で聞いてください。

1、風邪:風邪と一言に言っても種類の原因菌から何種類もある。様々な症候群の総称なのだ。8〜9割がウィルスによるものと言われ、残り1割は真菌性によるものと言われている。つまり真菌性なら抗生剤が効く可能性もある。が、殆どがウィルスなので抗生剤は効果がない。なのに内科医がよく抗生剤を出すのは喉の炎症の為です。

症状はインフルより激性は低く、だるい、咳、発熱など似てはいますが比較的症状は軽い。が悪化すると肺炎を引き起こす事もある。

2、インフルエンザ:abcと3つの型があり、流行年によってタイプが変わる。特に注意すべきはc型で一気に高熱が出たり、劇症になりやすい。最初の対処が特に拡散にも悪化にも影響する。まず病院へ。通常4、5日で感染力が急激に落ちるので、仕事復帰は1週間を目安にすればいいでしょう。タミフルやリレンザと言った予防にも治療にも使える薬がある。

3、コロナウィルス(症候群)
SARS、MERS同様、今回の「COVID-19」は前述2つの症候群と類似のコロナウィルスによって引き起こされ、多くの類似点があります。細かい比較はまだわかっていない部分も多いので避けますが、共通点は風邪と違い必ず肺炎を伴う事です。これが最大の恐怖なのです。肺炎は様々な要因で起こる肺に炎症が起きる事の総称ですが、細菌、ウィルス、真菌と原因は複数です。SARS、MERSでも抗HIV薬が効果を発揮した、と中国の医療チームが公開しましたが、今回も豪州、そして日本でも効果が確認された、と報告があります。現在ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やギリアド、グラクソ・スミスクライン(GSK)などがワクチン開発に取り組んでおり、開発が急がれる所。

予防はどれも手洗い、うがい、マスクなど同じようなものですが、インフルにはうがいは効果がない、と言われています。インフルとコロナは接触と飛沫感染が主なので、手洗いの励行とマスクによる飛沫の吸い込み防止、あとは人混みを避けること。

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