昨日か一昨日だったか、菅義偉は定例記者会見にて、ウイルス対策にあたって
「先手先手で・・」なんていう大喜利を、官邸の場でやってましたっけね。
でもって、昼間のワイドショーにて、客船対応の批判が外国からも
遂に及んだことに対し、＜官邸の伝書鳩＞田崎スシロー君は、
「この船は外国船籍なので、勝手に日本側が出来ないんですよ。
アメリカメディアがそこまで批判するなら、チャーター機でも飛ばせばいいんです」と。
そのさなかに飛ばす決定しましたですな（笑）
というより、スシロー君は見事に「政権の無能さ」をわざわざ喧伝しに
朝から奔走している事を、如実に自ら示してしまった、というわけでして。
だったら、政府は外国人乗客の政府に対して
「こちら、日本人側の対応に手一杯となりそうなので、お宅の同胞は
母国に帰還させるようにして欲しい、さすれば直ぐに下船させますので・・」と、
外交交渉をとっくにしてなきゃいけなかったはずでね。
スシロー君の言い分からすれば、外国船籍なので何も出来ずに狼狽えてました・・
という無能の言い訳にしかならないんであって、即ち「外交の安倍」ってのは
一体何だったの？っていう切り返しを受けるだけの結果に（笑）
それにしても・・。
よりにもよって「多国籍人が多く乗る客船対応」が、まさか
「世界中の批判を一挙に招く」とは思いもしてなかったんしょう、晋三君は。
「封じ込め作戦」とやらの青写真通り、文面通りに解決が出来る・・
そのことによって、政治手腕はこの際高く評価される→国政における数々の不祥事は、
これにて一発で打ち消せる・・とまで高をくくっていたんでしょう。
残念ですなぁ。まるで正反対となって・・。
いや真面目な話。感染拡大の段階に突入したことによって、
そして今の「後手後手な有り様」を根底にして、いよいよ「五輪への影響」は、
中止措置の可能性を含めて一層避けられない状態になった・・
と言って差し支えないでしょうな。
なんたって、放射能や汚染水は「アンダーコントロールされている」
と大見得を切った安倍晋三による、この顛末ゆえに。
いよいよ、世界中がこの男と日本政府の破茶滅茶ぶりについて、
ウイルス対策を皮切りに、次いで「ゴーン逃亡」における司法実態を加えつつ、
モリカケや桜における「捏造改ざん」・・これらが一気に拡散され、
「全く信用のおけない国、日本」、「そんな国で五輪が開催されていいのか！？」
という論調が、海を超えてあちこちで盛んとなる可能性が増したかもしれないのでね。
となれば・・。
政権は、国内からの突き上げだけじゃなく、よもやの「外国からの突き上げ」・・
即ち「内と外の板挟み」により、憤死するのも時間の問題かもしれませんぞ。
それを避けようと、外国に対してまで隠蔽や改ざんをやった暁には、
まさしく「自爆」・・戦争によらない「国際戦での大敗北」を喫するという、
歴史的大汚点を残すのも、いよいよ現実味を帯びてきたかもしれず。
目に見える文書も記録も捏造・改ざん・破棄・隠蔽まで無理矢理やれたとしても、
『見えざる病原菌』までは流石に隠せませんでした・・というお粗末な結果に。
五輪の成功をもってして、その空気と流れに乗って一気に憲法改正へ・・
なんて腹づもりは、これで一気に頓挫した可能性が大かもねぇ。
下手すれば、五輪を開催出来たとしても、そこまで政権が持たないかもですなぁ。
それでもよろしいんじゃないでしょうか、安倍晋三君としては。
だって、これで「憲法改正が出来なくても、世界中に名を残すこと」
が出来るかもしれないんだからさ。
ただし、それは「汚名」という格好だけれどね。
岸信介おじいちゃんも、草葉の陰でさぞむせび泣くことでせう。。。。
■国内感染、新たな局面へ 厚労相「経路わからない事例」
(朝日新聞デジタル - 02月15日 20:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5974707
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