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2020年02月11日22:59

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地位協定の必要性

これは駐留国と被駐留国との間に、国家レベルの不信感を抱かせないためのもの。

一つは、被駐留国のさじ加減で駐留国兵士が処罰されない
一つは、駐留国が兵士のために行う砲艦外交がなくなる

などなど、要するに「他国の兵士をこっちの法で裁かない、だからお前は兵士の安全を口実に軍事圧力かけて緊張させるな」である。

あっちゃもこっちゃも滅茶苦茶に入り乱れて、同盟国の兵士を警戒し警戒されながら戦争しまくった欧州の歴史から生まれたもんだね。
必要があって援軍頼んだけど、その援軍がこっちに向くかわからないから警戒し締め付けて、その締め付けが相手のさじ加減だから不当な扱いをされないように抑止力を同盟国にも向ける。
そのせいで同盟国間にも緊張状態になって、それが次の戦争の火種になる。
そんなのを長年続けて、疑心暗鬼が無駄に戦争引き起こしてるってことで、政府同士が他国に兵士を自国法で裁かないことを明言して国家間の無駄な緊張を避けようってことで、地位協定て概念ができたんだ。


まぁこれで、自国法で「女兵士がTシャツで作業したので死刑」とかでも合法になる以上、フィリピン国内での同盟国としてのアメリカの活動はかなり低下するだろう。フリーハンドが与えられるか、政体が維持できなくなって戦闘終結宣言が出される
寸前まで、アメリカがフィリピン国内で動くことはなくなる。

頑張れ、自国兵力だけで守る時代がやってくるぞ。
そうなったときフィリピンは、投資対象としてどう見られるだろうか?
兵力的に守れないフィリピンに投資対象となる資格があるとは到底思えないけどね。

■フィリピン、米軍地位協定を破棄 関係冷え込みは必至
(朝日新聞デジタル - 02月11日 20:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5969436
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