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2020年01月14日21:12

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Anastasia

令和最初の大晦日が明けまして、令和最初の年も明けまして、
令和最初の三が日も明けまして、令和最初の七草粥の日も明けまして、
令和最初の鏡開きの日も開けまして、令和最初の成人の日も明けまして、
令和最初の松の内も関東では明け、関西では明けつつあるとかないとか。

もしかしたら夏には東京五輪で更に"令和最初"激推しの日々が続くのかもしれない、
そんな令和二年でございます。2020年でございます。ねずみ年でございます。

この2020年というのは我々にとってはちょっとした節目が重なる年です。
ざっくり書きだしますとこの世に生まれて35年目、5歳から30年目、10歳から25年目。
公にアニソンライブに通う様になって20年目、WEBサイト「鉄鋼鉄」開設15年目、
25歳から10年目、30歳から5年目と手前味噌な話ですがとても節目が多いです。

そんな節目の一つが前途の「公にアニソンライブに通う様になって20年目」。
早いもので20年。中学生が「もうすぐ四十郎だがな」の台詞を言える年になりました。
そんな20年目に突入した一発目のライブは1月11日土曜日。ご存知鏡開きの日。

「水木一郎 バースデーライブ2020 〜50周年突破だゼーット!〜」に行ってきました。

"アニメソング界の帝王""アニキ"水木一郎さんのお誕生日ライブでございます。
水木さんも御年72歳の年男。見えない見えない嘘でしょう。おめでとうございます。
過去二年は50周年記念年間という事もあり二日間開催でしたが、今回は一日入魂開催。
今回のタイトル「50周年突破だゼーット!」にちなんで突破にまつわる曲も聞けるとか。
お馴染みの楽曲はもちろん何が聞けるのかしらと楽しみにしておりました。

レコードデビュー50周年を突破され、来るべきアニソンデビュー50周年が目前な
"Mr.アニメソング"水木さんのバースデーライブがどんな感じだったのかは下のリンクに
誰もいない海は淋しいので光る風を吸いこんで走り続けてよろしくどうぞ。

https://tekkoutetu.wixsite.com/tekkoutetu/r-503

ここだけ補足。

・今回も会場への乗り換えの道すがら中野ブロードウェイを散策。

・墓場の画廊「鉄の三魔神展〜UFOロボ グレンダイザー45周年記念〜」を見学。

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・グレンダイザーの等身大人形や企画書やDVDジャケットのビジュアル、
更にマジンガーZの着ぐるみの抜け殻なども展示されていました。

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・年始という事で過去の展示関連グッズが3割引〜半額で大放出。
「半額」という言葉につられて4000円が半額のTシャツを何着か購入。

・大手町ホールに到着。会場までの道のりに小中高生の習字が展示。
もの凄い達筆づくしでちょっと見入る。

・今回のSS席の特典はクリアファイル。
裏面はカレンダーになっていて水木さんのお誕生日や当日のライブの他に
SRSやAJFの日付に印が付いているなかなかのすぐれものでした。

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・開演までの間にBGMとして流れていた曲の歌声がMIQさんに似てる。
便利なアプリで曲が判明。ちゃんと聞いてみてもやっぱりMIQさんっぽい。



・幕開けが「明日に向かって走れ」と「永遠のために君のために」で
意表を突かれ、こりゃあ今年のライブは一味違ったものになる、と思ったり。

・からの怒涛の四連続披露。全部カラーが違うので改めて水木さんの凄さを感じる。
そして観客が「こんなに続けて歌うの」的にどよめいていたのも印象的。

・前半は色々な突破した曲をコンセプトに展開。
水木さんがアニソンに出会う前に歌っていたスタンダード等も沢山聞けちゃう。
アニメや特撮の曲以外も聞けちゃうのはソロライブの醍醐味でした。

・水木さんがお話されていた「初披露」はおそらく大手町ホールでは初の意味かしら。

・「My Prayer」は昨年11月に同じ会場で行われた50周年ライブで串田さんが歌われたり、
「太陽は燃えている」は約10年前に宮内さんがご自身の30周年ライブで歌われたりと
思わぬ所でつながっていて、ご縁というかなんというか不思議なものでございました。

・「少年仮面ライダー隊の歌」からはじまる仮面ライダーメドレーが新鮮。

・前半のラストはまさかの「やえもん一人旅」。
「きかんしゃやえもん」すらライブで聞く機会がまーないんすよ。だけにビビるんすよ。

・休憩時間。トイレから戻る道すがらに半田健人さんを目撃。
本当の男前というのはサングラス&マスクをしていてもカッコイイ。

・観客と合唱する「むかしむかし」はとても趣がございます。

・世代的でございますので「マジンカイザー」や「Golden Rule」が歌われて嬉し。

・「Golden Rule」が発表されたのは21年前の1999年。
当時の水木さんドンピシャ世代の諸先輩方の年齢に今の自分達がなっていると思うと
歌詞の意味も当時とはまた違って感じるものでございました。

・「Zのテーマ」のアクザワさん、「猛と舞のうた」「男はひとり」のケニートさんと
トランペットソロがたまらない。今回のお席はZ旗直撃席だっただけに特に。

・そして長衛門さんがサックスにフルートにとほぼ出ずっぱりで大活躍。

・堀江さんの50周年記念ライブを引述べさせる程に女王の覚えめでたき松尾さん。

・水木さんからのリクエストで堀江さんが歌われたのは「心のうた」。
50周年年間の堀江さんが今、この曲を歌われると色々と感じるものがございました。

・ウルトラマンゼロ登場10周年記念年間で
新番組「ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED」放送当日に
「GO AHEAD」が聞く事が出来たのも何とも感慨深いものでした。

・隠しきれない松尾さんのカリスマ息子さんのお話。

・年男の水木さん。年男の俊夫さん。


今回のライブを一言で表しますと渋い。実にシヴぃラインナップ。
メインビジュアルがとても楽しげでにぎやかげなのと裏腹好対照が心憎く。
突破をキーワードに盛り上がる系の楽曲もありつつ、全体的に聞かせる系の楽曲が多め。
スタンダード曲が多めな事や「やえもん一人旅」が聞けるの、まーないんすわー。
これまでのお誕生日ライブとはまた違った趣でございまして
「こりゃあ2020年も水木さんは攻めの姿勢をお崩しにならないわね」と思いました。
とはいえ水木さんも御年72歳とビビる程にお若く見えても立派な人生の大ベテラン。
今年もどうぞご無理なさらず、ご健勝で歌い続けて頂ければ嬉しうございます。

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個人的に前途の様に今年は公にアニメソングのライブに行きはじめてちょうど20年目。
20年前に初めて行ったライブが2000年の水木さんのバースデーライブでした。
あの時のDVDの隠し映像の謎解きが未だに出来ていないのは情けない限りですが、
節目の年を20年前と同じ水木さんのバースデーライブから始める事が出来たのは
実に感慨深うございました。
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