◆ 今日は、大みそかですね。
昨日、遅ればせながら、何枚かの年賀状を出しました。[ #年賀状]
私は、10年ほど前から、基本的に年賀状は出さないことにしていますが、向こうから来るのに出さないのは気が引けるので、年配の何人かの方には今も出しています。
最近、そんな私にとっての恩人のような方から、“自分も少々おっくうになったので、年賀状は出さないようにしよう”という連絡がありました。みんな、80歳前後。
私は80歳までにはまだ少々ありますが、その考え方には大賛成です。なので、今年から、そんな方への年賀状は控えることにしました。
何かにつけてお世話になって、現在も何某かのお付き合いがある方には、折に触れて電話で話したりもするので、年賀状の必要はありません。
◆ 昨日、何となくネットサーフィンしていたら“虚仮威し”という文字がありました。
これは、“こけおどし”と読むのですね。[ #こけおどし]
ついでに気になって調べたら、虚仮威しとは、“愚か者を感心させる程度のあさはかな手段。また、見せかけはりっぱだが、中身のないこと。また、そのさま。”という。
“嘘(うそ)”とも似ている気がします。嘘は、単に事実に反することを言うのですが、こけおどしは“おどし”なだけに、もっとタチが悪い。
人々は、おどされると、落ち着かなくて不安な気持ちになる。それは、自然なこと。
考えると、年賀状というのは、“虚仮威し”のようなものなのだという気がしました。年賀状だけでなく、宗教なども、実は、“虚仮威し”だと思います。
宗教儀式の多くは仰々しい。大げさなお祈りをしたりお経的な文言を唱えたり、天の邪鬼な私には、人々を虚仮威しの技でたぶらかそうとしているようにも見えてしまいます。
まぁ、それで自分が落ち着くのならそれも悪いことではないとは思いますが、必要以上にそんなことにのめりこまないように心がけたいものだとも思います。
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