…たまたま立ち寄ったそこらの公民館でささやかなクリスマス・コンサートをやってた。
ボランティアだろうな?もちろん無料に決まってる。
…時間があったから、空いてる椅子に座ってお客さんになった。どらどら・・・
そしたら、エプロンのおばちゃんが注文を取りに来た。
「え?」
向こうで、券を買って下さいな。
「???」
1カ月に1回、ここのおしゃべりサロンでは何かお楽しみがあり、そのさい、コーヒー、ぜんざい、抹茶などが振る舞われるとか。…そっちは有料ですと。
はいはい…ドリンク代ですね。コンサート代ではなくて?
お、ぜんざい!嬉しいな。
おいくらなんです?…え、100円、安い!
でも、あたし、ここにいていいんですか?
どうも周囲を見回すと、高齢者、独り者、行き場のない淋しい人。…障害者、が対象らしい。
子ども食堂と似たり寄ったりの福祉カフェの類?
自分では、微妙・・・と思ったが…係りのおばちゃん、別に誰でもいいんですよ、と。
公民館の主催ではなくて、あくまで民間のボランティア?
はい、100円で、漬物付のぜんざいと、手作りのミニパン付の珈琲をいただきました。
けっこうでした。
しかも、クリスマスマークのミニ菓子袋がプレゼントとして配られて。
…コンサート自体は…まあまあか。弦楽4重奏だったが。
お定まりのジングルベルとか、サンタが街にやってくるとか、讃美歌の分とか、
いろいろ、いろいろ。シャンシャンシャンと鳴り物入りで。
ぜんざい、美味しかったです。
量的には全然物足りず、100円ならと、もう1杯お代わりしたかったが・・・自重してコーヒーを。
トシですが、まだ元気な私は、こうしたサービスを受ける資格があるような、ないような?
多少の後ろめたさが。
・・・定年を迎えたら、高齢者でいいのかしら。
ま、何と言っても、私は貧乏人・・・だから、ま、よしとしますか?
ログインしてコメントを確認・投稿する