mixiユーザー(id:13636538)

2019年04月24日04:29

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日本列島スクールカースト

なんかな。
ここ数年、自分なりにヘイトスピーチの原因を分析したんだけど、少数者、弱者への配慮や擁護を特権だと思ってしまう事がひとつの要因になっているように思える。
実は少数者や弱者への配慮や擁護と同じように、みんな相当の権利は保障されている。
結婚も出来るし、年金も受けられるし、健康保険もあるし、何らかの原因で生活に困窮した場合に生活保護も受けられる。
そういった権利は実は少数者や弱者だけのものではなくて、基本的人権の尊重によってみんなに保障されているにも関わらず、少数者や弱者だけの特権だと思い込んでしまっているのか?
要するに、自分の視点、価値観でしか物事を考える事が出来ない。
少数者や弱者は持たざる者である。
例えば私達、異性愛者は結婚をしてどちらかの戸籍に入る事が出来るが同姓愛者は結婚出来ない。
在日外国人は日本国民が持つ権利と同等の権利を有しているわけではない。
生活保護を受けている人も余程の不正需給でない限り、多くの人は社会復帰を目指すも、なかなか上手く再チャレンジ出来ず、勿論、ザルのように金を使える訳もなく、生活の在り方も制限される。
少数者、弱者の多くは特権階級ではない。
我々、多数者の多数決によって彼らの人生は左右される。
それが民主主義における議会政治だ。
多数決、多数意見だけではなく、なるべく、少数者、少数意見も汲んで、みんなが幸せになる事も出来るし、少数者や少数意見を排除することも可能だ。
少なくとも私は前者で在りたいものだ。
日本国民、住民よりも強大な特権を持っているの在日米軍ぐらいのものだろう。
ところが、何故か多くのヘイター、差別主義者は日米地位協定にすら言及せず、強者である米国、米軍には媚びへつらう。
誠に醜悪である。
外国人への差別をネットや街頭で垂れ流す割には、外国人労働者や外国人観光客を誘致する安倍政権については彼らは断固支持であり、何がなんでも擁護する。
これを権威主義的パーソナリティーと言う。
自分よりも社会的立場の強い者の意見は無批判に受け入れ、自分より社会的立場が不利な人間を憎悪するパーソナリティー。
多くのヘイター、差別主義者は自分の居場所、社会的な地位を守るために強者に媚びへつらい、弱者や少数者を憎悪し、排除しようとするのだろう。
しかし、弱者や少数者を排除していったら、いつか自分が排除される側になる事を覚えておいた方がいい。
日本列島がスクールカーストのような状況になっている。
この状況を放置せず、みんなが共存できる優しい社会になることを願う。
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