。「反省の気持ちも更生する自信もない。早く死刑判決を受け、
第二の宮��勤（東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の元死刑囚）か
宅間守（附属池田小事件の元死刑囚）として世間に名を残したい」
検察での供述でこう述べた加害者に対してさえ、
被害者遺族は�爐修寮弧燭僚鼎機匹鯀曚�
たとえ死刑執行されたとしても、一生、心の中のモヤは晴れるコトはない。
それは、光市母子殺害事件の被害者遺族であった本村さんが語った
「死刑判決が出て満足しているが、喜びとかうれしいという感情はない」
という言葉がまさに被害者遺族としての心情を端的に表していると思う。
被害者として愛する者の生命を奪われ、苦しみ悲しみ打ちひしがれる一方で
法廷国家として定められた極刑である死刑を望むコトは
加害者と同じ、他者の生命を奪うコトでもある。
勿論、加害者には極刑になって欲しいが
それは加害者の家族縁者にも大きな影を落とす。
その葛藤はどれほどのものであるか。
平和に日々を送っている第三者には想像もつかない苦しみだと思う。
死刑が確定し、執行されたとしも
加害者の人生はそこで終わるが、被害者遺族の人生が終わるコトはない。
命ある限り、悲しみの記憶と葛藤という名の十字架を背負う。
「憎い犯人が死刑になって死んだ！これでスッキリした！嬉しい！」
などと単純に割り切れるモノではないのだ。
でも、どうか 少しでも、ほんのわずかでも
しあわせに・・・・・ 前に進んで欲しいと願う。
一生消えるコト、癒えるコトのない悲しみだとしても。
そう願わずにはいられない。
■奈良女児殺害１５年、父親が手記「悲しい記憶消えない」
(朝日新聞デジタル - 11月17日 05:14)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5867166
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