思い通りに行かなくても、ちゃんと上手く行く!
四苦八苦の不思議な世界/フロウライト
2016年11月29日
今日は、四苦八苦について、四苦八苦しながら、書いてみました。
☆
四苦八苦(しくはっく)とは、
仏教における苦の分類なんですね。
単に苦しいというだけでなく、
思い通りにならないという意味も含まれるようです。
1、生苦。
人生は、思うようにならない。
2、老苦。
老い衰えていくことは、止めようがない。
3、病苦。
健康でいたいと思っても、病気にかかってしまう。
4、死苦。
人は、必ず死を迎える。
このことからは、逃れられない。
5、愛別離苦(あいべつりく)。
愛する者と別離しなければならない。
6、怨憎会苦(おんぞうえく)。
会いたくもないのに、怨み憎んでいる者に出会ってしまう。
7、求不得苦(ぐふとくく)
求めているものが、どうしても得られない。
8、五蘊盛苦(ごうんじょうく)。
五蘊、肉体と精神が思うようにならない。
これらの苦しみを抱えているのが、
私たちの人生。
それを何とかしようとすればするほど、
苦しみは増すばかり。
だとするなら、
何とかしようとすることを、やめてしまえばいい。
でも、それさえも、思うようにならない。
そう、
思うようにならないように、
元々、設計されているんだ。
それが、私たちの人生。
だとするなら、
受け容れるしかないよね。
でも、そう思うと、
何だか空しくなってくる。
幸せが、遠く感じる。
じゃあ、私たちは、幸せになれないの?
この四苦八苦の世の中で、
どうやって幸せになるの?
求めるものは、得られないというなら、
幸せを求めても、得られないってこと?
求めるから得られなくなるの?
だったら、求めなければいいってこと?
何もしなければいいってこと?
問いが、次々とやってくる。
そうやって、私は、答えを求めている。
でも、答えも、得られはしないんだね。
だとしたら、この人生は、どんな意味があるの?
でも、その問に、誰も答えては、くれない。
自分で答えるしかない。
応えていくしかない。
それが人生。
そうだったんだ。
自分から生まれる問に答えていくのが、人生。
そうだったんだね。
思い通りには行かない。
ということは、
行き当たりばったりで、
過ごすしかない。
そう、
そうしたとき、
行き当たりピッタリの人生が、やってくる。
って、誰かが言ってた。
そうか、そういうことなんだ。
思い通りに行かなくても、
ちゃんと、上手く行く。
そういうように、できているのが、この人生。
そういうことだったんだ。
分かったような、気がする。
気がするだけかも知れない。
でも、分かるということすらも、
思い通りにはいかないんだ。
それで、いいのだ。
これで、いいのだ。
そんな気がする人生を、
そのまま、流れに任せればいい。
この四苦八苦のそのままを、
受け容れてお任せするしかないのだから。
ただ、そうするだけなんだ。
ただ、そうあるだけなんだ。
フフフ!
何だか、心のどこかが、こそばゆい。
そんな気がする人生。
この、こそばゆさが、
幸せってものらしい。
四苦八苦のままで、
上手く行くようにできている。
四苦八苦の中で、
幸せを味わえるようにできている。
それが人生。
そういうことらしい。
フフフ!
そんな、フフフな人生を、
四苦八苦しながら、生きていく。
生かされてしまってるんだから、
生かされているしかないよね。
そうやって、フフフ!
幸せの、フフフ!
思い通りにならなくて、フフフ!
お気楽、極楽!
それが人生、フフフ!
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