10月・秋の兆し〜Sinker×Thinker The4thPitch

　もうすでに１ヶ月半経つが10月５日に開催された「Sinker×Thinker　The4thPitch」をここで振り返る。
　前回、川崎で開催された3rdPitchでは私にとって初めてで唯一ペーパー通過を果たした大会で今回４年ぶりの開催となる。会場の鶴見公会堂はＪＲ鶴見駅からすぐ近くで開場時間10時30分には比較的余裕を持って到着する。
　すぐに1st STAGE「50問ペーパークイズ」に突入、前半30問は通常の筆記クイズ、開始25分後に後半20問(サウンド５問・ビジュアル15問)が出題される。他の大会に比べるとペーパークイズの時間は長く取られているが、なかなか解答用紙が埋まらない。通過枠80人は変わらないが参加者が175名と前回に比べ増加しているのでより狭き門となる。
　ペーパークイズ終了後、答え合わせをする参加者の話を聞いていたら落とした問題で結構悔しいのがある。最たるは18問目のドレッシングの日。「やさい」で８月31日と書いたが、その野菜の上にかけるわけだから正解は８月24日になる。正解できた中で一番会心だったのは22問目、逆の意味の二字熟語でできる四股名で正解の高安が出てきた瞬間、心の中で感激した。
　ここから13時30分までは昼休みとなり、お粗末ながら自分のスマホの充電を事前に出来なかったため、川崎のヨドバシカメラまで行って30分100円の充電器を使うことにしたが鶴見に戻る際に予期せぬ悲劇が起こる。京急線で人身事故が発生、改札窓口に列が出来て切符の払い戻しに時間を要してしまう。京浜東北線で慌てて引き返し、会場近くの鶴見フーガにある「牛かすうどんりっちゃん」で牛かすうどんを食べて再開間際に鶴見公会堂講堂に戻る。
　再開後はまず、ペーパークイズ通過者の発表と共に2ndSTAGE「３問早押しクイズ」のコースも振り分けられる。80名中上位12名は3rdSTAGEからの参加、61位以下は空席待ちとなる。さすがに今回はこの80名の中に自分の名前はなかった。前回通過できたから今回もなんてやっぱり虫が良すぎる。
　この大会では思いもつかない出題形式や演出に爆笑しながら進んでいくが、特に3rdSTAGE・Eコース「５○５休バカ大盛り(ギョク)」で得点板のバカッぷりが強烈だった。ここ最近でこれほど笑い転げたことはなかったと思う。
　EXTRASTAGE(敗者復活戦)は17時30分を過ぎたら時短モードと企画書にはあるが実際に開始されたのは18時30分、押しに押す展開になっていくのも恒例のようである。
　20時過ぎになってのFINALSTAGE(決勝戦)は「板問格闘倶楽部」。20問限定のボードクイズで７ポイントが与えられた８名の中から不正解者のポイントが引かれ(全滅の場合は減点なし)０ポイントになると脱落のルールで進められる。
　12問目で徳久さんが最初に脱落、その後脱落者が出る中で単独正解を決めたさっと。さんと片岡さんの対決となり19問目で片岡さんが優勝を決めた。大会が終了したのは20時55分、他の大会なら懇親会真っ只中だろうか。参加した皆様は急いで会場を後にしていく。帰りは東神奈川駅に着いた時点で３・４番線ホームにある日栄軒がまだ営業していた。閉店５分前の滑り込みで穴子天そばを夕食に食べた後、横浜線で帰路につく。