「だいじょうぶ」の心を育てる。
痛いの、痛いの、飛んでゆけ!/フロウライト
2017年11月30日
痛いの、痛いの、飛んでゆけ!
子供が、転んで泣いているときに、
親が使うフレーズ。
本当に痛みが消えたり、
子供が泣きやんだり、
という経験をされた方も多いと思います。
このフレーズは、結構、効果を発揮します。
言葉かけとして、かなり優れていると思います。
その仕組みが、心を癒すときの、
ポイントになっているようにも思います。
☆
だいじょうぶだよ。
の言葉にも、
二つの使い方があるように思います。
一つは、
怖くなんかないよ。
だいじょうぶだよ。
不安なんてないよ。
だいじょうぶだよ。
という使い方。
これは、 怖れや不安を打ち消して、
だいじょうぶの感覚を広げていくという使い方ですね。
ちょっとした怖れや不安なら、これで、だいじょうぶだよね。
ただ、心の深い層にある怖れや不安は、
この使い方では、通用しない場合があります。
そんなときの使い方は、
怖いよね。
でも、だいじょうぶだよ。
不安だよね。
でも、だいじょうぶだよ。
怖れや不安を、一度、肯定してあげてから、
でも、だいじょうぶだよ。
と言うのです。
そうすると、
潜在意識にある心は、
一度、肯定されて、認められて満足します。
その後に、
だいじょうぶだよ。
と言われると、
肯定されて認められたので、
相手の言葉を受け入れやすくなるのです。
これは、
痛いの、痛いの、飛んでゆけ!
というのと、似ています。
痛いという心を、一度肯定して、
その心を、心の外へと、解放しているのです。
痛くない、痛くない、
だから、泣くんじゃありません。
と言う言葉をかけることもできるでしょう。
それは、ケースバイケースですが、
癒しの効果は薄いように感じます。
痛いよね。
でも、だいじょうぶだよ。
ほら、痛みは、空に飛んでいくよ。
痛いの、痛いの、飛んでゆけ!
そんな心を育てていくと、
癒しの心が身についていきます。
怖れや不安があるけど、
でも、だいじょうぶ。
症状があるけど、
でも、だいじょうぶ。
病気があるけど、
でも、だいじょうぶ。
そんな心が育つと、
症状が軽くなっていきます。
そして、
怖れや不安は幻想だったということに、
気づくことができるようになります。
「いろんなことがあるよね。
何があっても、
でも、だいじょうぶだよ。」
そんなエネルギーを、
私は届続けます。
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