「地頭のよい子」はこうして育つ!
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子供はどんなことにでもまるで質問箱のように、
「なんで?」「どうして?」と訊いてくるのが本能です。
親たるもの、決して子供の本能を抑え込んではなりません。
忙しさにかまけて、子供の質問を煩がったり適当に答えを宛がうのではなく、
逆にこれは「考えさせるための絶好のチャンス」だと思いました。
思い返せば、子供のころから発達障害気味だった僕は、
大人たちに「なんで?」を繰り返して煩がられていました。
学校でもしょっちゅう質問する僕は「変わった子」と見られていたようでした。
少なくとも自分の子供にだけは、そんな悔しい思いをさせたくなかったのです。
従って、我が家では、イージーな回答を与えないという原則を貫きました。
「どうして?」という質問に対しては、いつも「どうしてだと思う?」
と訊き返していました。
子供は必死で考えて自分なりの原因なり理由なりを答えますが、
正解ではないものの、それに近い返事をする場合があります。
それでもこちらは回答を出しません。
子供の理由付けには必ず無理なこじ付けが避けられないからです。
いろいろな例を挙げて「その場合、こうなったらどうするの?」
と、矛盾を指摘して更に考えさせるうちに、子供の頭脳はどんどん発達します。
それが習慣となって、子供は複雑な事例にぶつかっても
「判らない」と放り出すことはなくなり、自分で調べるようになりました。
脳の発達が停止してしまうのは、
成長するにつれて「常識」や「世間知」というものに慣れてしまうとともに、
「なんで?」と自問する習慣がなくなってしまうからなのですね。
考えてもごらんなさいよ、学校の勉強よりも、
実際の生活の方が圧倒的に豊富な疑問に満ちているじゃないですか。
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