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2019年11月12日16:36

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小説「私たちは失いながら生きている」いぬじゅん

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あらすじ
様々な依存症に苦しむ人々を救う『治し屋本舗』。
そこに勤める嶋村羽音は、かつての自分と同じ症状に苛まれる対象者専門の治し屋として順調に仕事をこなしていた。
そんなある日、社長の鬼塚から命じられた新たな案件の対象者、沢木聖人との出会いにより、重なる過去の自分、そして自分を絶望の底に追い込み完全に克服したはずの 【失恋依存症】と再び向き合うことになり――。

人は喪失を恐れる。
その喪失を埋めるのが、治し屋本舗の存在。
きっとこの世界では、利用する人が後を絶たないだろう。
上手い世界観だと思う。
設定に引き付けられた。
中々面白く読めた。
喪失から再生の物語が上手く書けていた。
オススメ。


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