mixiユーザー(id:63904941)

2019年11月01日23:41

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自分なりに調べてみました…

この話 僕なりに調べてみたのですが
問題の根っこは

1:
民間テストの難易度 評価基準 「求めている能力」 などの違いがあって
一概に適用できない

2:
人口密度(要は受験生の密度)の違いから 受験機会に不平等が生じる

の2つの問題に収斂されているようです



1:
例えば 英検と国連英検とTOEICとTOEFLとIELTS では 求められる英語能力そのものが *アメリカ英語なのかイギリス英語なのかインド英語なのかさえ違う
*「道具としての英語」なのか「スキルとしての英語」なのかさえ違う
*「コミュニケーション能力としての英語力」なのか「共通語としての英語」なのかさえ違う
*「英語に何を求めるのか」についても違う ビジネス英語なのかコミュニケーション英語なのかpaperの理解能力なのか 

「おまえは何と戦っているんだ?」な方にご説明しますと
新入社員にビジネスメールを教えるような感じで英語能力を求めるのか 英語でのディベートができる能力を求めるのか 医学書などのように 日本語で書くと漢字の暗号になってしまって 英語で理解した方が早い本の読解力を求めるのかでは
当然勉強方法が最初から変わってきますよね?


また 大学側としても 
「学生に求める英語は『何を要求したいのか』」も 当然違うわけです

このようなミスマッチと 「どの試験ならどのレベル」の標準化が 上手く行っていないわけです
例えば英検1級とTOEIC900点台では ガチ進学校なら高2で英検1級は取れるのに対して
TOEIC900点台は 日本の外交官でも取れる人はごく僅かなのですが
英検1級とTOEIC900点台が同じ扱いを受けるのでは こんなもんやってられません…

で これらの試験を 公平に換算する基準がまだできていないわけです

これが見送りの最も大きな理由です

2:
例えば IELTSを例にして話しますと 日本では東京でしか受験できませんが 
隔月で受験できます
これに対して英検なら 47都道府県全部でやっていますが 年1回とか2回です
これじゃあ 何をどう考えても東京の方が有利になっちゃいますよね?


その高校生が住んでいる都道府県によって 受験機会にここまでの差が出ちゃうのは
普通に考えて不公平ですよね?

だからと言って 英検一本にすればいいのかと言うと
それでは大学側の求める英語力と違う事例が あまりにも多過ぎるわけです
文系の多くの難関大学はTOEICかTOEFLじゃないと受け入れないと言っていたり
理系の難関大学はIELTSじゃないとお断りだったり
外大 外国語学部は国連英検じゃないとお断りだったりしています


ここいらの事情の調整が間に合わなかったから
今回の事態になっちゃったわけで
猜疑心の深い自称インテリ諸氏の
「どうせ利権絡みだろ」
は その自称インテリが 自分から能動的に何一つ調べない
ネトウヨ諸氏と同じ穴の狢だと自己紹介しているわけです…





■英語新試験制度24年度導入めざす 文科省1年間検討へ
(朝日新聞デジタル - 11月01日 09:45)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5847914
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