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2019年10月04日08:45

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10/3-1 アリアドネ@ハレ

Musikalische Leitung José Miguel Esandi
Regie Paul-Georg Dittrich
Bühne Sebastian Hannak
Kostüm Anna Rudolph
Beleuchtung Peter Erlenkötter
Dramaturgie Kornelius Paede
Videodesign Kai Wido Meyer

Musikalische Assistenz Luigi Di Bella, Kay Stromberg
Studienleitung Peter Schedding
Musikalische Einstudierung Luigi Di Bella, Tino Fiebig, Kay Stromberg
Inspizient Berd Bunk
Regieassistenz Lisett Ansorge
Austattungsassistenz Yaroslava Sydorenko

Der Haushofmeister Christian Draeger a.G.
Ein Musiklehrer Gerd Vogel
Der Komponist Svitlana Slyvia / Monica Mascus a.G.(3.10., 13.10.)
Der Tenor/Bacchus Jean Noël Briend a.G.
Ein Offizier/Harlekin Martin Gerke a.G.
Scaramuccio Robert Sellier
Ein Preückenmacher Rainer Stoß
Ein Lakai /Truffaldin Ki-Hyun Park
Brighella / Ein Tanzmeister Alexander Tremmel a.G.
Zerbinetta Liudmila Lokaichuk
Primadonna/Ariadne Anke Berndt
Najade Linda van Coppenhagen a.G.
Dryade Yulia Sokolik
Echo Sol Her a.G.

Statisterie der Oper Halle (Nathalie Bühner, Anna Hense, Linda Rabisch, Emanuel Till, Henry Valentin, Martin Wolff)
Staatskapelle Halle

10/3祝日、4が小学校幼稚園休日、なのに上司に先回りして休暇取られたので自分は4は出勤。当然仕事休みの妻は悪態付きつつ子供たちとノルウェー旅行(ほんとに、生まれ変わったらドイツの会社で働きたいもんだ…)。空港まで連れてって笑顔で見送った後にオペレーション開始。一人の休日、おとなしくするわけがない。
まず第一弾はこれ。ドイツの地方中堅劇場巡りと言うのはやはり楽しい。劇場ごとに染みついている固有の空気は、行かないと味わえない。ついでに、これを契機に新たな街を訪れて土地勘を養うという効用もあるし。ザクセン=アンハルトは弱点だったので好都合。折角戦争で破壊を免れたのにDDR時代に馬鹿正直に建物壊しまくってツギハギだらけの不思議な街を味わってから劇場へ。

劇場は6百数十席。弱小州立劇場としては標準的か。ただ驚いたのは観衆。再演初日、祝日なのに、平土間以外閉鎖、平土間に居る人もどう数えても数十人。オケピットには勝てるが(36+1だし…)、舞台歌手も含めたら上演者と訪問者がほぼ同じかも。一番高い席でも36ユーロなので(自分は12ユーロ。それで(事実上の自由席なので)平土間最前列中央)、なんと不経済な公共事業…

しかも、数十人で見るにはあまりに勿体ないほど充実した公演だったからタチは悪い。国際的に通用するレベルとかそういうわけではないが、アリアドネも一応ちゃんと弾けるオケ(シュターツカペレ・ハレは、確か以前は統合だかの余波で全国でゲヴァントハウスに次いで団員の多いオケだったはずだが、今はどうなんだろう。)、単にまとめるだけでなく熱と光を与えるシュターツカペレ担当第一カペルマイスター(これとは別にオペラ担当第一カペルマイスター(と当然GMD)もいる。けどシュターツカペレ担当も歌劇場でもかなりの演目を(新演出含め)持っている。なんかいろいろ闇がありそうこの団体…)、歌に限ると若干一本調子になりがちだが演技含め舞台歌手としての総合的な表現力はそれぞれ十分ある歌手陣(フォーゲル、マスクス、ブリーン、ロカイチュク、ベルント、皆また別の機会で観て聴いてみたい)、「生きた」舞台(今春プレミエで、かつ、これが再演初日ということもあるのだろう)、そしてこの作品の上演にうってつけのこの劇場のハコ容積。アリアドネは前回二期会以来11年ぶりの実演。それがこの公演で良かった。

ミュンヘンはもちろん憧れるし、ドレスデンは当然(フィルハーモニー含めて)行くべき対象なのだが、残り滞在期間で時間を見つけて行うべきは、やはり旧東独の中小劇場巡りかもしれない。こんなサステイナブルでない劇場文化がいつまで残ってるかわかったもんじゃないので…
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