3連投のラスト♪
もうしばらくの我慢です。(爆)
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ギヤが「R」に入らない
ニッサン・ティアナ(J31型)
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あるお客さんが楽し〜いドライブから帰ってきて最後の車庫入れをする時に、何とシフトレバーがバック「R」に入らないっ!!(ノオオォォー!)
具体的にはシフトレバーがロックしてしまって、「D」から「N」には動くけど「N」から上に動かないのです。
何かが引っかかって動きが悪いってわけではありません。
バックできないので、しゃーなしに近所をクルッと一周して戻ってくると今度はバックできた。(ホッ♪)
ってわけで、こういうややこしいのは何故か僕の担当・・・。(嬉しくない)
これもバックできる時とできない時があるっていうクセモノ。
エンジンをかけてブレーキを踏めば「P」からは動きます。
そこから下へ行く分には問題無いです。
今度、「P」を目指して上に行く時に「N」で止まります。
「N」と「R」の間に壁があるかのごとく動きません。
この車には「リバースロックシステム」っていうのが装備されてます。
時速が10キロ以下にならないとレバーを「R」に入れられないっていう装置で、取説にも載ってます。
普通に走ってて急に「R」に入れるクレイジードライバーなんていないと思いますが、万が一・・・いや、億が一のための保護装置です。
どうやらこの装置が誤作動を起こしてるように思います。
つまり、時速10キロ以下なのに「今は40キロやで〜!」とコンピューターが判断ミスしてリバースロックしてる可能性が大です。
さて問題は、そのコンピューターがどこにあるか??(^^;)
ここはニッサン正規ディーラーの力を借ります。
資料をもらって見ると、オーディオの奥にそいつは確かに存在してるという・・・。
こういう高級セダンの内装ってめっちゃ気を遣うからあまり分解したくないんですが、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」ってどこかのバスケ部の先生も言ってたので頑張ります。
程なくして出てきました。(^^)
オーディオの裏に隠れてたウワサのあいつ。
あの白い箱が「シフトロックコントロールユニット」っていうやつです。
これが無いとシフトレバーは「P」から動きません。
みなさんが車を運転してる時に意識はしてないと思いますが、ブレーキを踏んで「P」から「D」に入れて前に進めるのも、「D」から「R」に入れて車庫入れできるのも、「P」にした時にだけキーを抜けるのも、全てこの子のおかげです。(呼び方変わってる)
こんな誰にも気付かれない所でとてつもない大仕事をやっているのです。
いや〜、何か感動したなぁ〜。(大げさ)
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