お仕事日誌22の1

3連投の2つ目です♪

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「車椅子が固定できない」

スズキ・ワゴンR福祉車両（MH21S型）

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後ろに車椅子のお年寄りを乗せる福祉車両です。

ウチの職場は介護施設の「ひなた」「くぜのさと」「エイジフリー」「エルケア」「ナーシングヘルスケア」等と取り引きがあるので、こういう車がよく入ってきます。(^^)

しかし何故か車椅子装置のトラブルはほとんど僕に任される・・・。（￣∇￣;）

いや、直せちゃうからええねんけど。（←うぬぼれ野郎参上）

この車は前左右がベルト、後ろ左右がワイヤーになっており、前後別々のスイッチで「巻き取り」と「解放」を操作します。





今回のトラブルは、これが前後左右とも全く動かない時がある。

えーっとね・・・「時がある」とか「たまになる」とかが一番困るんですけど〜。

思った通り最初は順調に動いており、症状が出ないまま1日が終わる。

2日目も正常だったので、「気のせいちゃうん？」「使い方間違ってんちゃうん？」と思い始める。

3日目の朝、ついにその時がキターーーーー！！（￣∇￣）

スイッチを押しても前後左右どこも反応しないけど、しばらくするとまた正常に動き出す・・・。

これが例えば「右の前だけ動かへんね〜ん！」だったらそこの部品が大いに怪しいので絞り込みは簡単。

ところが「動く時は全部動くけど動かない時は全部動かない」ってなると、そもそも主電源が来てない可能性が高い。

車の配線っていうのは外から見えないのがほとんどなので、どこかで切れてても見つけるまでが大変。

もし床下とかだったら、シートを全部外さないといけませんから。(T_T)

ちゅーわけで、スイッチのコネクターを1個外して引っ張り出し、電気が来てると赤〜く光る検電ペンを差し込みます。





ほら、赤いですね♪♪

これが光らなくなる、つまり電源が途切れる所を探していきます。

この車椅子装置、エンジンをかけてなくても、キーを差してなくても電源が来てます。

ではそもそも主電源のスイッチは何でしょう？？

調べていくとバックゲートでした。(^^)

バックゲートのドアロックが主電源のスイッチになっており、バックゲートを開けてる時しか動かないようになってます。

はい、バックゲートのドアロックの可能性が非常に高くなってきましたが、まだ即決は危険。（焦らない焦らない）

続きますけど焦らない焦らない。(^-^)