やっと辿ってきたなぁ、確かここら辺だと
風の便りに聞いた君の住む街に、ようやく
あの街の明かりのどの辺りなんだろうなぁ
星が一杯見え始めて薄ら寂しくなってきた
君に逢えるだろうか?それとも逢えない?
君の居る街のあの山の向こうから、朝日は
昇るだろうけど、こんな僕に明日は巡って
来るのだろうか?いや僕には来なくていい
一緒に朝日を拝んで、君の幸せを祈ったら
それでいい、それだけで僕は幸せなんだよ
僕はまた独り帰って行く、宛ては無いけど
ただ一度だけ、君の住んでる街に来たくて
ただ一目だけ、君の優しい笑みを見たくて
それだけの想いでここまで辿って来たんだ
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