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2019年07月26日23:22

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性について(その6)

きょうは、水商売の女性たちについての話です。

まず最初に、そのような人たちと付き合ったのは、  川崎のトルコ嬢(今でいうソープランド嬢)です。

そこでは、
まだ、世の中しらなかったもので、 純粋な気持ちだけで トルコ(という歓楽店)に通ったのですが、 そのおかげで、性について、聞いたことのない知識をいくらか知ることが出来たというだけの話しだったのですが、


一番大きかったのは、 変態というのは 心の在り方をいうのであって、 アナルとか、サド・マゾとか縄縛り、ローソク・・・とかとかの その形とか技術?とかのことを 言うのではないという ベテラン嬢の話しでした。

自分の中の欲望だけに溺れてしまって、相手が見えてない、全然見ていない心を 変態と感じているトルコ嬢がいたことです。

「心待ちの気持ちになるお客さんも 100人に5人ぐらいはいるのよ。 でも他はみんな変態ばかり」   ・・・・ ウーム、そうかもしれない(^^)

(なお、 何も知らない若造の私も その5人の一人だったそうです^^)

まあ そうなのかもしれません。

しかし、 では どうしたら、 変態ではなくなることができるのでしょう。

欲望のみに溺れるのではなくて、 欲望を生かすセックスが出来るようになるのでしょう。

当時の私は、まだ 何も知りませんでした。


農業とか木工職人などなどの職を転々とした後、 私は歌舞伎町のとある珈琲館に勤めるようになりました。 30歳代の頃です。

そこでは、多くの水商売の女性ともつきあいましたし、たぶん、その頃が一番多くの女生と付き合っていると思います。


なにしろ、23歳までの女性なら、初対面でも ぴたっとその年齢を充てることが出来たという、まるで売らない師みたいな直観力を得るほど 多くの女生徒話すことはできたんです。

でも まだまだ 人生のことは知らない人間だったんです。

今から考えると恥ずかしいです。

たぶん、 優しい気持ちとか 色眼鏡と書けずに 人を尊重して話す態度とかは育っていた人間なので、 みんな大目に見てくれたのだと思いますよ。

ただ 表面の 社交界の、明るく取り繕った愛嬌の世界に おだてられ、調子に乗っていただけだったんです。

それでも 学ぶことはたくさんあった時期でした。

 こちらが、結局はこちらだけが 学んだという感じの時期でもあったのです。

歌舞伎町の詳しいこととかは 、またいつか 書いていきますね。


やはり、おもしろいことは、いっぱいありましたからね。

ここでは、いかに 私が まだまだ人生何も知らなかったか 30すぎなのに まだまだ青二才に過ぎなかったかと書いておきましょう。


ちあきなおみ、の、朝日廊、という歌を聞いたことがありますでしょうか?

多分、近いうちに 私も歌って動画にしてみますが、

アメリカの素朴な村でそだった女性が 恋人が帰ってこなかったじけんをきっかけに、やがてニューオリンズの娼婦の館にまで 流れてゆく悲劇を歌ったものです。

世間の静かな幸せを一切遮断された その意味での地獄のような心をむき出すように歌っている、ちあきなおみの 2代歌唱のひとつだと私は思っています。

もう一つは 有名な「黄昏のビギン」ですけどね。

私は、歌舞伎町に4年近くも住んでいながら、彼女たちの ほんとうに苦悩の世界がまるで見えていなかったのです。


今日は、そのことだけを 恥を忍んで書かせていただきました。

以上です。



おやすみなさい(^_-)-☆♪








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