佐々木朗希の名前は頭に刻み込んだ。プロ野球界では全力で応援するぞと。

■「大船渡選んでよかった」佐々木、人一倍の地元への思い
(朝日新聞デジタル - 07月26日 09:43)
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「これを奇貨として好印象を与えておこう」みたいな打算めいたものなど微塵も感じさせない、その清々しい心意気に深く感じ入った。
「俺たちが不甲斐ないせいで佐々木を甲子園に連れて行ってやれなかった」と自らを責めているであろうチームメイトの心情をも思い遣った見事な言葉であった。
近い将来、プロ野球界に仲間入りしたとき、ファンとなって応援したい選手ができたという思い。

一方、國保監督の英断を高く評したい。
大願潰える悔しさも、敗戦後に自身が受けるであろう批判をも全て飲み込み、将来の球界の宝となる逸材の身を、なによりも優先して慮った。
彼もまた男であった。

ただ、１回戦からを通じて、もう少し上手い温存の仕方はなかったろうか、と思わぬでもないが、野球には全くの素人の小生が口にすべきことではなかろう。

ともあれ、本来、選手の健全な育成を考えるのは、高野連や主催の新聞社のなにより為すべき仕事のはず。
昨年の吉田投手の酷使をめぐる批判から何も学べないのか。
スーパースターが消えて視聴率のアテが外れたことをガッカリしているだけであったとしたら、まさしく唾棄すべき大人たちである。
そうでないことを祈りたいが。