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2019年06月26日14:09

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18950829　　NO2860　　朝鮮政府より帝国政府に対してモ―ゼル銃弾薬三十万発譲り受けを依頼の件

18950829　　NO2860　　朝鮮政府より帝国政府に対してモ―ゼル銃弾薬三十万発譲り受けを依頼の件
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駐韓日本公使館記録 7巻 　 一. 機密本省往来 一 ~ 四 　 (33) 朝鮮政府より帝国政府に対してモ―ゼル銃弾薬三十万発譲り受けを依頼の件
文書題目 (33) 朝鮮政府より帝国政府に対してモ―ゼル銃弾薬三十万発譲り受けを依頼の件
文書番号 機密第八五号
発信日 明治二十八年八月二十九日 ( 1895年 08月 29日 )
発信者 特命全権公使 伯爵 井上馨
受信者 外務大臣臨時代理 侯爵 西園寺公望

(33) 朝鮮政府より帝国政府に対してモ―ゼル銃弾薬三十万発譲り受けを依頼の件
機密第八五号
朝鮮兵のうち我が士官で�浬�した訓練隊現在編制三大隊、ならびに侍衛隊などはモ―ゼル銃を携帯していましたが、同弾薬は東学党征討以来追々消費しておりほとんど余貯がなく、一方我が政府には征清戦利品中同弾薬が多くあるとのことが朝鮮政府内で伝聞しており、これの譲受について別紙の通り朝鮮政府外部大臣から私まで依頼がありました。
よって御手数ですが、これをその筋へ御問合せの上、なんらかの御回示を戴きますよういたしたく、また朝鮮政府は財政困窮によって本年度予算にはもともとこれを購入することのできる費用がなく、また予備費といっても余金がないので、その代金支払については甚だ難渋致していると思いますので、これらの事情を御洞察の上、この弾薬は我が政府より寄贈の御詮議をいただければ当政府はその恩徳に感じ入ると存じます。よってその趣旨を併せてその筋へ御協議頂きますよう御報知いたします。この件上伸いたします。
明治二十八年八月二十九日
特命全権公使 伯爵 井上馨
外務大臣臨時代理 侯爵 西園寺公望 殿

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