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2019年06月19日07:35

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労働争議は描けないだろう。

■『なつぞら』北海道編のモチーフが東京編で反復 朝ドラで「労働争議」はどこまで描かれるのか
(リアルサウンド - 06月19日 06:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=5669465
北海道編のモチーフが反復している、のではなく、伏線張ったつもりなんだろう。なんだろうが、その伏線が計算ミエミエなので、伏線の回収もないし、サプライズもない。

モデルになった東映動画は、この記事にあるように労働争議に大揺れした。その中心にいたのが組合執行部の高畑勲であり、宮崎駿だった。そしてこの朝ドラのヒロインのモデルである奥山玲子さんもいたのだ。

奥山さんは若い頃から父親との葛藤があり、東北大も中退したり、かなりの闘士だったのだ。しかしこの『なつぞら』では、そういう少女時代を、戦災孤児と北海道の酪農で描いてしまったため、ヒロインの性格にそこまでの強さは見えない。しかも戦後のマンガブーム、マンガ映画ブームを牽引した手塚治虫の影響を全く描いて来なかったので、アニメーターになるのが夢といっても、なにもそこにピンとくるものがない。

なので労働争議を描いても、唐突感が否めないだろう。そこでまたやるのが、草刈正雄のネタと妹探しであるだろう。

どこまであざといのだ?と私が思うのだが、それでも視聴率は高い。神回が連続する『いだてん』が低調なのと対照的だが、私は断固として『いだてん』を支持する。
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