専用列車で行こう

今週のＥテレアニメの「おしりたんてい」には笑わされた。こんなキャラが出てきたのである。



カニ人間たちが運営している理容店の店員のひとり、カニールさんである。なななんとこの人女性っぽいいでたちながら実は男性でありつまりはオ〇マである。これ観てああこれがほんとのカニカマだあだはははははははははとほざき笑いしていたところ家内から鼻で笑われた。あ〜はいはいはい。僕の発想はせいぜいそんなところですばい(*´Д｀)。



でもかにかまって便利だよね。我が家ではサラダの色どりやラーメンでのナルト代わりの色どりによく用いている。天ぷらにしても旨い。ひと袋税別７８円がもたらす食卓の幸福である。

昨日のＡ日新聞の土曜版読者アンケートでは日頃利用している電車についてであり、「男性専用車両は必要ですか？」という問いであった。はいが２７％でいいえが７３％とあった。

現在の国内での近郊を中心とした私鉄車両ではたいがいの路線で女性専用車両が設けられており女性方々には重宝されているようである。最大の使途はやはり痴漢対策であろう。世の馬鹿どもが卑劣な痴漢行為をいっこう辞めようとしないためにかようなアイテムが導入され続けている次第でありこれは日本の恥部の一つと言えよう。

それに対して男性専用とはどういうことかというとどうも痴漢の冤罪に怯えて通勤している男性というのがけっこういるそうなのだ。ある公務員男性などは自身の場合公職なので冤罪であろうがなかろうが痴漢で一度でも引っ張られたら即免職の失職になるのでたいへん怖いとありああそうなのかと思わされた。

僕などは東京への通学で４年市内の通勤で１０年東京への通勤で８年それから市内の通勤でまた２年間電車に乗ったが痴漢の冤罪に怯えたことはなかったし無職の家人間の今となってはまったくの他人事なので男性専用車両の是非について自体ピンとこない無責任状態である。

紙面での意見によればやはり痴漢被害でつらい思いをした女性にとってはもはや男そのものが大敵であるので男どもを専用車両に押し込んでおけば安心といった心理があるようである。また他の女性の意見では男性車両など設けるくらいなら女性専用車両を増やした方が良いともありああなるほどと思った。男性の意見では男性車両を作られたが最後おっさんは皆そっちに行け！と言われそうでコワいとありははそれもあるかもなあと思わされた。

ただなんでもかんでも男性女性専用で分けるのはどうかと紙面にありそんな気もする。まあ端的に言って世の中の窮屈さをより感じてしまうことになろう。
紙面ではこうあった。男性女性と言う前に妊婦やお年寄りに席を譲ったりとかベビーカーの乗り入れにもっと寛容になるのが先ではないかと。ベビーカー問題はそれだけで賛否が分かれるのでひとことで片づけるのは難しいものの、要するに車内では気持ちにゆとりを持つことがマナーの第一歩と言っているように聞こえた。そしてそれは車内に限らずあらゆる局面でそうあるべきとも思った次第である。

かつていた。高校部活の後輩の女の子の友達であるが、車内でしつこい痴漢に遭ってしまいなんと洋服に男性の精液をかけられてしまったそうであり気の毒な彼女はその後しばらく電車に乗れなくなってしまったそうだ。まったく同性ながらその男こそ去勢してしまってケツの穴にローションたっぷり塗ってやってから刑務所の魔窟に放り込んでやりたく思ったものだった。

専用車両で思い出すことがありそれは天皇陛下がお乗りになる御用列車だ。具体的には葉山御用邸に向かうためのＪＲ横須賀線でありこれには思い出があり警察官であった亡父のことである。昭和天皇ご夫妻が葉山御用邸に静養にお越しになるたびに運行される御用列車の警備に警官一兵卒の父がよく駆り出されていたものだった。当時父は県警逗子警察署に勤務していたのでその特別警戒に充てられていたのである。

寡黙ななかでも父がそのことで話したことがあり父の警らというのは沿線の立哨であった。御用邸入り特別警戒では横須賀線沿道に警官が５０ｍごとにひとりが立って警戒していたというのである。それを聞いてああ警官はたいへんだなあそして天皇陛下は偉いんだなあとしみじみ思いつつもその身分の差を特に考えたりはしない僕も呑気な子どもであった。平成を過ぎて新天皇陛下が葉山に行かれる際もやはり立哨の特別警戒は恒常的に行われていることと思う。しみじみ「専用」であるなあと思わされる次第だ。
昨日の図工の時間。



昨日は月に一度のともみとふたりきりの土曜日につき彼女のリクエストに終日応えた。紙細工でにんじんとブロッコリーとトマトを作れというので作るとともみはたいへん満足してすぐに僕に肩車をせがんだものだった。ははは。父５３歳はあなたとめぐみのとりこです♡。