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2019年06月13日11:06

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ようこそ!鹿児島へ〜1日目

6月12日(水)晴れ
娘が、フィアンセYさんをおばあちゃんに紹介する旅の1日目。
何しろ土砂降りの悪天候。
指宿へ行く海沿いの道は通行止になったりするので、ゆっくりする間も無く出発する。
ワタクシの立てた最初のプランは・・・
池田湖  イッシーは見たことないが大うなぎはウジャウジャいるので一見の価値あり
 ↓
開聞岳  鹿児島は桜島だけではない。薩摩富士と呼ばれるスタイリッシュな山もある
 ↓
長崎鼻パーキングガーデン   南国らしい動物と植物を見られる
 
間で「唐船峡のそうめん流し」でランチをとり、適当なところで砂むし温泉に入ってもらおう。
そして、宿泊地「白水館」には5時のチェックイン!!!

しかし・・・
晴れていたら、真っ青な錦江湾に雄大な桜島を左手に見ながらのドライブも、灰色一色で何も見えず。
池田湖では「あなたたちだけ降りて見ておいで!」と二人を土砂降りの中に追い立て、車で待機する母と祖母。
そしてすぐに「こんな日にお客さん来ないと思ってお店は閉まってるし・・・」と言いながら、一瞬でずぶ濡れになって帰ってくる。
薩摩富士は麓辺りしか見えない。
とりあえず、お昼にしよう。
唐船峡のそうめん流しに行きましょう!http://www.ibusuki.or.jp/eat/somen/ibusukicity/
フォト フォト
そうめん流しってご存知でしょうか。
ぐるぐるそうめんが回って、それをすくって食べるのです。
何が楽しいの?と思われるやも知れませぬが、意外とこれが楽しいのです。
腹も満ち、少し小降りになった気もするけど、相変わらず開聞岳は見えず。
屋内の観光地を考えましょう。
「知覧の平和記念館は?」
母は、ここは少し苦手。
若い頃に、な〜にも考えず、友人達と呑気に訪れて・・・館内一周して出てきた時はみんなし〜んと落ち込んで、若い特攻兵たちに思いをはせ、申し訳ない気持ちやら、ホント辛かった。
しかし、娘が「Yさん、結構戦争映画とかも見るんだよね、歴史とかも好きだし。」
わかりました。行きましょう。
母が全くウキウキしないせいか、青空が出てきたりします。どういうこっちゃ!?
たっぷり時間をかけて館内を巡る彼女達の少し後ろから、遠くを見る目で若い特攻兵の写真を眺めます。
その下にある、彼らの手紙や遺書を読んではいけません。
号泣してしまいそうになるから。
でも思わず覗き込んでは「妹よ」とか達筆で書いてある手紙にうっ!となり、慌てて目をそらす。
「母上、三ちゃんは〜」の書き出しだけでまたうっ!となる。
お母さんから「三ちゃん三ちゃん」と呼ばれていたんだね。
だめだ、読んじゃダメだ。
ホントに、この「特攻」という作戦は最低な作戦だったと思う。
いや、戦争の作戦に最高も最低もないけど、でも、こんな最低最悪な作戦で若い命を散らすほど追い詰められた戦況だったら、もうそれは完全なる敗北だってこと十分わかっていたことだろうに。
フォト
深いため息を何度かついてから、オシャレカフェにてしばし休憩タイム。
さあ、今日のお宿に向かいましょう。
温泉を満喫し、「鯛づくし」のお料理は、鯛が夢に出てきてうなされそうになるくらい残すほどのボリューム。
お腹さすりながら部屋に戻ると隣の部屋の娘からライン。
「おばあちゃんのお誕生日のケーキ買ってきたんだけど、もう入らないよね〜
サプライズと思ったんだけど・・・」
実は4日が我が老母80歳の誕生日だった。
が、我が家はもともとイベント軽視のところがある。
「お誕生日、おめでとーー」と言っておしまいだった。
この日に、そのこと知ったYさんが驚いて、ワタクシと母が温泉に入ってる間に、ケーキ屋さんを検索して、買いに行って、8と0のロウソクまで準備してくれて。
明日の行程の打ち合わせをしに行こうと老母を隣の彼女達の部屋へ連れて行き・・・
お誕生日おめでとーーーー
老母、大感激である。
ワタクシも、親孝行できた気になる(いや、君は何もしていない・・・)
楽しい指宿の夜は更けていく。
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