〜フランスの人気俳優ロマン・デュリスの主演で、仕事と育児に追われる父親の奮闘の日々と、子どもたちとの絆を描いたドラマ。ネット通販サイトの倉庫でリーダーとして働くオリヴィエは、ある日突然、妻が姿を消してしまったことから、仕事をしながら2人の子どもたちの世話にも追われることに。なぜ妻が姿を消したのか、その理由もわからず混乱しながらも、妻を捜すオリヴィエ。そんな彼のもとにある日、一通のハガキが届き……。仕事一筋でダメなところもあるが心優しい父親でもある主人公オリヴィエを、デュリスが熱演〜
<映画.comさんより>
原題はおそらく・・・『私たちの闘い』
邦題にサブタイトルをつけると『パパは奮闘中!〜ママは失踪中〜』
予告編で「まずまず面白いのでは?」と予感がしたので観賞。
でも・・・ハズレ
冒頭からしばらくは、私の好きなダルデンヌ兄弟やケン・ローチ風の労働者階級の人々&社会派タッチで、期待が膨れ上がっていたのですが、いかんせん、腑に落ちない場面ばかり。
母親が姿を消しても、次から次へと助けに来てくれる人が現れるんですよ。
で、オリヴィエ、仕事はまあ大変そうだけど、やる事はやってたり
で、そんなに奮闘してないし。
別に、ずっと、バタバタした姿ばかりを見たいわけじゃないけど、父親にも、子供にも、誰にも共感できないまま進み・・・。
ラストも、あっけなく終わって、最後の色は爽やかだったけど、こちらの心は空洞状態。
唯一良かったのは、洗面台の砂時計とお薬塗ってあげるとこと絵葉書の修正場面ぐらい。
人間の行動って、理由があるはずなのに、伏線とか殆どなかった感じ。
抑揚も凹凸も波もなかった・・・。まあ、私にとっては・・・ですが。
音楽がほとんどなかったのも、ノレなかった理由かも。
TLに感想がほとんどあがってこないのも納得。
ちょっと辛めの2.5☆
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