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2019年04月17日20:33

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「天才画家ダリ/愛と激情の青春」、「晴れた日に永遠が見える」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDでポール・モリソン監督のイギリス・スペイン合作映画「天才画家ダリ/愛と激情の青春」と、ヴインセント・ミネリ監督の「晴れた日に永遠が見える」を観ました。



 ☆「天才画家ダリ/愛と激情の青春」(2008)監督 ポール・モリソン 出演 ハビエル・ベルトラン、ロバート・パティンソン、マシュー・マクナルティ、マリナ・ガテル、エステル・ヌビオラ、ブルーノ・オロ、シモン・アンドレウ、ビッキー・ペニャ

 1922年、スペイン、マドリード。画家になりたいと願う青年サルバドール・ダリは、サン・フェルナンド王立美術大学へ入学。そこで彼は駆け出しの詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカ、映画監督志望の若者ルイス・ブニュエルの2人と親しくなる。
 若い3人はそれぞれの夢を語り合い、親密さを増していく。サルバドールとフェデリコは、やがて友情以上の感情を抱き始めるが、そんな2人の様子に疎外感を抱いたルイスは一人でパリへと旅立つ。
 サルバドールもまた、フェデリコが望むような関係にどうしても踏み切ることができず、フェデリコを避けるようにパリへと向かうのだったが……。


 “ 海辺の日 君は小さな灰を描き
  君の名を絵に刻んだ
  僕の功績のひとつだよ ”
         ロルカからダリへ

 この一文の言葉「小さな灰」“ LITTLE ASHES ” がオリジナル・タイトルであり、邦題の「天才画家ダリ/愛と激情の青春」ではこの映画の本質とちょっとズレるようです!
 この邦題ではまるで前衛画家サルバドール・ダリの伝記映画っぽいんですけど、…チガイマス。

 本作の主人公は、むしろフェデリコ・ガルシア・ロルカであります!

 とても興味深く見ました。…映画監督ルイス・ブニュエルがロルカやダリの学友だったとはね!

 それ以上に、ロルカとダリの間に道ならぬ恋があったなんてオドロキでした。

 …サルバドール・ダリってのは、なにしろ変わり者だったんだね。(笑)
 「トワイライト」シリーズで人気が出たロバート・パティンソンが、そんなダリを熱演しています。けっこう似合ってるッ!


 好き嫌いはあると思いますが、ボクはけっこう面白く観ました♪



 ☆「晴れた日に永遠が見える」(1970)監督 ヴインセント・ミネリ 出演 バーブラ・ストライザンド、イヴ・モンタン、ボブ・ニューハート、ラリー・ブライアン、ジャック・ニコルソン、サイモン・オークランド、ジーニー・バーリン、ジョン・リチャードソン、ローリー・メイン、メイベル・アルバートソン

 デイジーはニューヨークに住む明るい大学生。医学部での講義中に、マルク・シャボー博士が行っていた催眠術の実験にかかってしまう。
 デイジーは婚約者ウォーレンの就職のために自身のタバコ中毒を克服しようとしていたので、催眠術で禁煙できないか、シャボー博士に頼み込む。
 シャボー博士はデイジーに催眠術をかけるが、彼女は突然変なことを話し始める。 ……彼女は、18世紀のイギリスに生きたメリンダという公爵夫人だというのだ。つまり、それは彼女の前世の姿だった。
 その後も何度もデイジーと面会し、催眠術をかけ、彼女の前世であるメリンダと会ううちに、シャボー博士はメリンダに恋していることに気づく……。


 「巴里のアメリカ人」「バンド・ワゴン」「恋の手ほどき」などで知られる、MGMミュージカルを支えたヴィンセント・ミネリが、1965年からのブロードウェイの舞台を映画化したもの。

 さすがのヴィンセント・ミネリも、この頃になると黄金期の輝きが失せてしまっているなぁ。

 この「晴れた日に永遠が見える」というタイトルが昔っから好きで好きで、とても見たかった映画なのですが……。
 ザンネンながら、面白くないんだなぁ、コレが。(泣)


 …バーブラ・ストライザンドの歌は圧倒的に上手いッ!じつに上手いッ!
 しかしなぁ、この映画のヒロインのデイジーというキャラクターに絶対的に魅力が欠けてる!

 しかも、映画の中でバーブラが次々と着替える70年代ファッションが絶対的にダサい!
 …つうか、バーブラ・ストライザンドってほんとにワースト・ドレッサーだよなぁ。何着ても、似合わないんだよなぁ、悲しいコトに。


 なんか、イヴ・モンタンもイヤイヤ演ってるようにしか見えんのだよ。(笑)

 …タイクツなミュージカル映画でありました。






 
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