グルメの部屋(728)スブリム 東麻布にあるイノベーティブ・フュージョン・フレンチで火入が抜群にいい店
フレンチ・イノベーティブ <2019年ミシュラン東京☆ ��>
住所: 東京都港区東麻布3-3-9 アネックス麻布十番 1F 050-5596-7293
(評価)☆☆☆☆
(＊評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない）
＊評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています
(コメント)
ミシュラン1つ星のイノベーティブ・フュージョン・フレンチを訪問しました。この店は革新的な多融合フレンチといわれていますがここの加藤シェフはパリの「アストランス」で火入を、デンマークで北欧スタイルの料理を学びその二つを融合した料理が特徴でフレンチともひとつ違ったものが出てきます。場所は麻布十番駅6番出口から東麻布方向へ徒歩5分。マンションの一階にあります。ドアを開けると店内はテーブル席の他にオープンキッチンのカウンター席もありました。広々と贅沢な空間使いで居心地抜群です。注文したのは8,100円のお任せコースとワイン二杯でひとり13,000円でした。
内容は、一皿目は紀州のうすい豆、二皿目は白魚と玉ねぎ、三皿目はハーブ牛のタルタル、カツオのマヨネーズ、ヨーグルトのクランブルにハーブを添えて。四皿目は旬のホワイトアスパラガス。魚料理は 和歌山の真鯛 メインはハンガリーバルバリー鴨そしてデザートがラムレーズンのアイスとワッフル、そしてコーヒーでした。パンと共に出てきたバターは焦がしバターとバターミルクで作っているそうですが口当たりも味わいも軽やかなバターでした。特に美味しかったのは真鯛のポワレ、ブイヨンと赤唐辛子のスープ。真鯛は焼き目のパリパリ感とそこの塩加減が絶妙で舌鼓。スープは意外と軽やかで唐辛子のスパイシーさが若干のアクセントになっています。肉料理は火入が絶妙でソースが抜群の旨さでとにかく鴨に合います。またデザートは同伴者も感激するレベルでラムレーズンの濃厚さが素晴らしかったです。サービスもフレンドリーでとてもよかったです。皆さんタテルヨシノにいた人が多かったです。イノベーティブといっても王道のフレンチとあまり変わりない料理ですが食材をよく生かしていてとても美味しかったです。季節ごとに訪問してみたい店です。
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