小説「あの日に誓った約束だけは忘れなかった。」小鳥居ほたる

あらすじ
あの日に交わした約束は、果たされることなく今の僕を縛り続ける――。
他者との交流を避けながら生きる早との元に、あの日空から髪の長い女の子が降ってきた。
白鷺結衣と名乗る彼女は、自身を幽霊だと言い、唯一彼女の姿が見える隼斗に、ある頼みごとをする。
なし崩し的に彼女の手の助けをすることになるが、実は結衣は、隼斗が幼い頃に離ればなれになったある女の子と関係していて・・・・・。

キャラが立っていて、読みやすかった。
すべての事実が覆るラストにやられた。
泣きはしなかったけれど、ズシンときた。
中々この作者は良いものを書く。

お薦め。