大人の発達障害と「併存症」
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子供の頃よりケアレスミスや勘違いが尋常でなかった自分は、今では、これの一種である「多動性障害」だったのではないかと妙に納得している。
しかるに、9割の人は発達障害のいずれかの範疇に入るとも聴いたことがある。
思うに。
当たり前の話だが、人間には得意な能力分野もあれば苦手な分野もある。
苦手な分野におけるパフォーマンスの不出来をもって「発達障害」とは言わない。
そう当然のように思っていたが、本当にそうなのかと問われると、どうも自信がなくなった。
その分野の遂行を司る脳機能が未発達ゆえの、つまり、脳のごく一領域における病(機能障害)ゆえのパフォーマンスの低さ、と言われたらどう反論できるのか、なんて思ったりもする。
これを敷衍すると、「頭が悪いのは病気のせいだ」などと、まことムチャな言い草にまで行き着いてしまいかねないような。
それとも、パフォーマンスの低さの「著しさ」という程度をもって、発達障害と個性との分水嶺とするのであろうか。
医学的に勉強すれば深い理論構築がなされているのであろうが、門外漢には難しい話である。
いずれにせよ。
発達障害とは列記とした医学用語なのだが、当節、当たりの良い言葉として、どんな場面にも都合良く使われやすい傾向にあるのではないか。
それもまた問題である。
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