<以下、ネタバレあり要注意>
*******************************************************
*******************************************************
*******************************************************
『十二人の死にたい子どもたち』< ☆ × 2 >
あぁ、堤幸彦って心底若者を馬鹿だと舐め腐ってるんだな。
それは劇中に登場する若者もそうだし、
それっぽい宣伝でホイホイ金払って観に来ている観客もそう。
(それでいてそれなりに映画としてのルックが良く見えるから性質が悪い)
『そして誰もいなくなった』かと思ったら
『12人の怒れる男』の亜流のもどきの劣化版。
命の授業のつもりなんだろうが、だとしたら内容が浅すぎる。
1.足音は誰にも聴こえない
2.タバコは臭いが一切しない。
そんな奇妙な世界でしか成立しない辻褄合わせで構築されたトリック(?)では
ミステリーとしてもサスペンスとしても破綻している。
説明台詞ばかりで演技が下手にみえてしまう役者が可哀相だし
エンディングがダサ過ぎる。
*******************************************************
『サスペリア』< ☆ × 5 >
オリジナルに対する記憶も思い入れも無く
(「サスペリア2」派。 前作は「赤かったなぁ・・・」程度の記憶)
まっさらな心情で鑑賞したので、比較的スムーズに飲み込めたものの
ベルリン情勢とかのエピソード盛り込んだどこか散漫な印象。
舞踏で殺すシーンとか理解不能な展開と映像で終始退屈はしないが
あまりに解釈の余地があり過ぎて映画というよりも舞台劇的な面白さかな。
*******************************************************
『がっこうぐらし!』< ☆ × 7 >
低予算ゆえの苦肉のゾンビ映画か、、、と思いきや
あれ!?!?
なんかしっかりロメロだ!
そして、
痛々しい演技に序盤は目も当てられなかったが
最後には彼女達を好きになっている、、、、れっきとしたアイドル映画だ。
主役の阿部 菜々実のヒーロー感に満ちた立ち姿一発で何かもう合格!!
思わぬ拾い物でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する