《俺の中のアプリ》
気がつくとアプリが増えていたワケで、そんなアプリの質素極まりないご紹介。
1:メモ帳
あんまり使用しないが、ピンポイント条件下で案外重宝する。
どれだけ書けるかは知らないが、たくさんのフォルダに分けられる所がいいな。まあ、こんなアプリはたくさんあるんだろうけど。
2:モバ7
パチンコだのスロットだののアプリの元締め的存在?
少し前までは結構スロットをやっていたが、実戦よりも引けないアタリにイラついた。
というか、ゲーム条件的に考えて課金システムの意味が分からない。
連続ログインで最高設定チケットを貰っていたが、最近ログイン忘れて1から再スタートする事になって心折れた。
3:PX
行き付けパチ屋のアプリ。
インストールしたはいいが、ほとんど開く事の無いお荷物アプリ。実際に行った方が早いというのが最も大きな理由となっている。
4:たくさんの遊戯機
スロットに重点を置いた遊戯機種。モバ7経由で入り込むため単独では役立たず。
実機と同じデータはイコール実機と差が無いのだが、どうもメダルもレバーも無いスマフォでのプレイは俺にとって幸運に向かないらしく、正攻法で勝つ事が難しい印象。
やっぱ現金使った方がドキドキできるし気合の入り方が違うね。タバコも増えるし。
ちなみにこのアプリで実際のお金のやり取りがあった場合には、俺という存在はとうの昔に消えていた筈…。
5:マイキュー
アンケートモニターアプリって言うのかな?
マスコットキャラのネコの眉毛に心打たれて始めたワケだが、思った以上にアンケートが届かない…。
今や3日に1通程度のアンケート実施だ。
救いは高ポイントに偏っているところだろうが、それでも回答頻度が少ないのは苦痛だな。何のためのヒマ潰しなのか…。
暇さえあれば確認して、増えないアンケート依頼に哀愁を覚えるここ数週間…。
6:ナンプレde 懸賞
決してパズル好きという訳ではないが、妙にハマるパズルゲーム。シンプルイズベスト?
単なる暇潰しも熱中すると長時間を要するもので、なかなかにハマる。
しかし、いかんせん頭が悪いのでコツを掴めどその利用場面を見付ける事が出来ず、一人苦悶。
無料ゲームだが懸賞応募が可能な事を最近知り、なんだか個人的には絶対使わなそうな美容品に応募してみたりする。
もちろん、使う事が無い実用品へのポイント投資は低く、まず当たりそうにない参加程度の消費だ。
でも、当たる時には当たるのだろう。抽選なんてそんなモンだ。
7:モンスト
モンスターストライクとか言うゲームのアプリ。子供がスマフォを持たない時代にインストールしたため、正直言って俺は用が無いアプリだ。
昔で言うビー玉遊びを電子化したようなゲームと言えばいいのかな?
単純明快なゲーム操作は世界規模で人の心を鷲掴みにしているようだが、うーん…。
とはいえ、長続きしているゲームという事は重々承知。…やらないけど。
8:スマートニュース
最近、テレビコマーシャルで目にする機会が多かったため、そんなに人気があるのかとひとまず導入。
結果、俺にとってはアクセサリーにもならない勢いのお荷物アプリに。
クーポンとかが魅力的とは聞くが、言われるほどの値引き額にも思えず、メーカーもジャンルもアイテム数もおしなべて低い印象…。
こういうのって、頻繁に出入りしてこそ効果が目に見えてくるものなんだろう。年に1度行くか行かないかの身に置き換えれば、興味よりも先にアプリを開く行為が面倒にさえ思えるものだ。
そしていざ現場に足を踏み入れる頃には、そんなアプリの存在をうっかり忘れているものだ。
9:マクロミル
アンケートモニタの第2段。いや、俺にとってのね。
コイツは気に入った。アンケート数が妙に多く、ゲーム以外というジャンルでは人生初の楽しみページとなってしまった。
お金うんぬんの前に、ニュースよか先走った情報が入ってくるわけで、なかなかに世の中の動きが予想できる所が魅力的だ。
そして物事の価格の意味合いも何となく理解できる。
ただ、暇潰しというワリにトンデモない質問数のアンケートがたまに混ざっているもので、これだけはマイる。執拗な同じ質問を繰り返されるのは我慢できなく、イライラするわな。まあ、売り込みたい気持ちは分かるが、アンケート内で暗示商法してどうするよ?
それと俺個人的なスマフォの不具合なのか、たまにページが進まない現象が発生するもので、途中まで答えた後にこんな現象に見舞われると泣けてくる…。パソコンじゃそんな事ないんだけどなぁ…。
今のところ、ポチポチしてれば2円増える夢のマッスィーンだな。気付けばポイントが4ケタ突破してた。
10:魔界ウォーズ
俺好みのゲーム。以前、プレイステーションでお世話になったタイトルがメインという事で、見付けた瞬間に即ダウンロード。
まあ、時代が変わってゲームとは呼べない内容の薄いゲーム構成だが、それでも作品の特徴をちゃんと引き継ごうとしている姿勢が高印象だ。
このゲームをインストールするにあたり、モバ7以外の全てのゲームアプリは闇に葬ってしまった。
どーか配信終了しませんよーに。
《ちー+! 101》
第一章 仲間たちとの行進曲 3-63
【拠点ネメス・ネメス城下町北区域】
『ぼーけんや3257(サニコナ)』
『クロスボウ』―――。
少し待った後、射的場に姿を現したアキはそんな武器を手にしていた。先程口にした『とっておき』というものだろう。
「なるほど! それならちぃさんの言う条件に凄く近いですね!」
「―――でしょ?」
アキの持って来た武器を一目見て喜びに近い声を出すタバチに、それに対して得意気に答えるアキ。
しかし、肝心のチータスとナルミにはその武器がどんな物かが全く分からず、理解できる事はと言えば、『どうやら武器である』という事と、『弓矢のような、何かを飛ばす物らしい』という事くらいだ。しかも、その情報の入手元は、アキの持って来た武器を見て…と、言うよりは、この部屋が『射的場だから』というお粗末ぶりである。
「『クロスボウ』…。まあ、コレの事なんだけど、特徴や使い方の説明は…必要カナ?」
「ぜったい必要!」
アキは持って来たクロスボウをチータスに渡すついでに質問を投げ掛けるが、その即答は予想した通りのものだった。
ちなみにチータスは今、扱い方を知る由も無いクロスボウの矢の射出口を自分の腹に当てる格好で持っている…。両手に力が込められている様子からすると、どうやら彼女なりに構えているつもりのようだ。
『クロスボウ』
弓矢の一種とされるそれは誰もが想像できる間接攻撃武器であるが、通常の弓と比べると、その扱いや効果はかなり異なるものである。
中でも大きな違いが2つばかり存在し、矢の飛距離と攻撃力の強弱の加減が可能な弓に対し、クロスボウは常に一定の力で矢を射出するためそれが出来ない。
もう1つはいつでも安定した飛距離と攻撃力を得る代わりに、弓矢に備わる角度調整が大きく失われており、例えば障害物を越えた向こうの対象を狙うような『山なり』の線を描くような攻撃が出来ない所であろうか。攻撃方向は常に目標に対して直線であり、小さくも大きくも角度の調整は難しいとされる。そのため入り組んだフィールドでの戦闘にはやや不向きである。
ただし、いつでも最大の力で射出される矢が得る攻撃力は文字通り常に最大であり、その分破壊力も安定するため、残る問題は対象までの距離だけとなる。例えば薄い板が邪魔するフィールド等では、板を貫通してその先の対象を攻撃する事も可能である。もちろん、上級者向けの扱い方ではあるが。
クロスボウの長所はそれなりに存在するが、初心者ほど嬉しい長所はと言えば、『構え』だろうか。
予め弦を引っかけた状態で矢をつがえるため、弓の構えに必要な『矢を引いた状態を維持して狙いを定める』という行為から『矢を引いた状態』が差し引かれるのだ。
矢を装着してしまえば、あとは対象に矢先を向けるだけとなり、戦闘なり狩りなり、それらの行為後の疲労度合にはかなりの違いがあるという。
もちろん、クロスボウの短所も存在する。
それは矢の装着の問題だ。
弓矢の場合はまともな攻撃力を得られなくとも、弱ければ弱いなりの攻撃力を矢に含ませる事が出来るものだが、クロスボウの場合は矢を射出させる為の弦を定位置まで引っ張る事が出来なければ、武器としての性能を何一つ発揮できない所にある。
クロスボウの持つ短所はそればかりではないが、チータスが使用するにあたり、アキが最も気にする部分はそこに集約されていた。矢が装着できないのであれば元も子もない武器なのである。
「使えそう?」
ある程度の説明を終えると、アキは既にチータスの手にあるクロスボウを構え直させる。
「使ってみなくちゃ分かんない…」
「…だろうね。やってみようか? 今の状態が基本的な構えだよ。あとはちぃの身長の問題や癖があるだろうから、自分で一番いい状態を見付けてね」
アキは言いながらチータスの『構え』を作り上げた。
「………どう?」
まだ分からない実戦を想像しつつ、チータスなりの構えを見せて尋ねるチータス。知らない人が見れば立派なクロスボウ使いだろう。『構え』だけは…。
「…ん…、なかなかだね。重要なのはその構えを長く維持する事なんだ。感覚が掴めるまでにはその構えの時間がどうしても延びちゃうからね」
アキはアドバイス中心の声を返す。
「いいんじゃないんですか!? なかなか様になっていますよ!」
タバチは無難な返事をしたが、自分よりも身長の高いチータスの構えはまんざらでもない期待感を上昇させた。
「わあぁぁぁぁぁぁ…!」
そしてナルミは何故か、言葉にならない歓喜の声を小さく上げる。この反応にチータスは内心で『どうしてあんたが喜ぶのよ?』と思ったが、とりあえずは無視する事にした。
《あとがき》
便利機能やお楽しみ機能が充実したアプリは様々なジャンルが存在してそれぞれの人の意志に合わせてインストールされているが、これも考えてみれば有名な存在は一握りとなるんだよね。
アプリを世に出すまでの費用がそんなんでもないという事実がこれだけ多くのソフトを生んでいるのだろうが、そのほとんどが無料なので、実際にどれだけの儲けが出ているのかが気になると言えば気になるな。
アンケートモニタの実績という訳ではないが、結構バカに出来ない結果に驚いている。
ポイントもさることながら、個人的にはやっぱり情報の収集が面白く、色々な部分で『へぇ〜』ってなっている。
そう言った理由でポイントが必然的に上昇しているわけで、なんだろう…、意図したわけではないが、パソコン購入の立派な補助金として役割を果たしてしまいそうな勢いだ。
しかし問題が…。
様々なサービスポイントが色々なカードの中に入っているが、俺ってそれを使った事が無いんだよね。面倒というか忘れるというか、なんだか知らないけど使わない。
アンケートで得たポイントは現金化出来るが、その手続きが面倒で…。いや、でも、まとまったお金なら考えも変わるのかな?
そーいや攻略サイトで得たお金(約7000円分)もすっかり忘れてたなぁ…。もう消滅してるんだろうな。パスワードすら忘れちまったぃ。
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