バーで払えぬ女性、風俗に

繁華街で声をかけた女性を京都・祇園の会員制バーに誘い、高額の代金を支払えなくなった女性を風俗店に紹介したとして、京都府警は、１日、＊☆大生（21）と＊£☆★（21）の両容疑者を、職業安定法違反（有害業務の紹介）容疑で逮捕した。約20人のグループが組織的に声かけして風俗店から、あっせん収入を得ており、2人は、幹部として紹介先の風俗店に決めていたという。逮捕容疑は共謀し、昨年1〜3月に、21歳と19歳の女性に京都市内で声をかけ、大阪市の派遣型風俗店に紹介したとしている。いずれも容疑を認めている。府警は、先月16日、グループ代表の＊☆★＊容疑者（24）らを、同容疑で逮捕。メンバーの多くは、学生で、女性に声をかけて連絡先を交換し＊☆容疑者が経営するバーで高額な酒を“ツケ”で飲ませ、支払えないと風俗店を紹介していた。グループは昨年11月までに関西各地の女性262人を風俗にあっせん。女性の収入の15％を受け取る仕組みで約7300万円を得ていた。誘い方などのマニュアルを共有し、女性の大半はメンバーと交際しているつもりだったという。（『毎日新聞・夕刊』2019年２月２日(土)付）