センターの時期は毎度寒い。
深夜、サイレンの音で叩き起される。音と睡魔の間を彷徨いながら、救急車なら早く立ち去ってくれと思っていたら、何故かサイレンの音が増えてくる。しかもスピーカーか何かでしゃべっているし。
結局、やっと静かになったと思った頃には、いつも起きる時間。あれは何だったんだと思いながら出勤しようとしたら、アパートの前の道路が通行止めになってる。どうやら、近所の空き家が全焼する火事だった。
時間ギリギリに出勤する身としては、いつもの通勤経路が潰されていて焦っただけだったんだけど、現場検証に丸一日かかっていたらしい。
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