魔界ラジオ 2003年2月26日収録
【『素朴な疑問』熱吸収のシステム】
ビルの屋上が暑
いのは太陽に近い
からなんだよね？
火に近付くと
熱いからそうにゃ
大気の気温は
100m/0.6℃下がる
(※地表15�劼泙�)
ん？反対だにゃ
可視光線には
気温を上げる効果
は無い…地表面の
物質が光線吸収し
温度が上がるんだ
ｱｽﾌｧﾙﾄ焼けるの
物質は温度が
高くなると赤外線
(電磁波)を放出し
冷えようとする⇒
大気中にＣＯ２や
水蒸気がある場合
【温室効果ガス】
赤外線をよく吸収
する気体…で地球
の温暖化になる。
つまりビルの
高さよりｺﾝｸﾘｰﾄが
暑かった訳だにゃ
家の屋根も熱
を吸収するので、
２階の方が暑いね
断熱材が必要だよ
φ(ﾟДﾟ )ﾌﾑﾌﾑ…熱源に近いほど、温度は高く感じる。確かにそうなのですが。
気象観測用の気球で調べたところ、大気の気温は100メートル高くなるごとに
0.6度ずつ下がります。一般に地表から15キロメートルまではこの現象が見られます。
ではなぜ、暖かくなるかというと『温室効果ガス』のせいなのです。
窒素や酸素に比べて、二酸化炭素や水蒸気は赤外線をよく吸収します。
太陽の光線が大気を素通りして、地表に届くと地面や水面を温めます。
特に地表面が黒っぽい場合には吸収効率が高く、温度が良く上がります。
一般に物質は温度が高くなると、赤外線(電磁波)を出して冷えようとします。
その時に大気中に温暖化ガスが無い場合は、赤外線は吸収されず宇宙空間に
放出しますが、ガスが含まれる場合は気体に熱が吸収され、大気全体の
温度が上昇することになります。これが『温室効果』です。
家の二階が暑いのは、太陽光線を屋根が吸収して温度が上がっているからで
家の屋根裏や側壁には断熱材が使用されていますが、断熱材でも防ぎきれないほど
太陽光のエネルギーは大きいのです。
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