その��
そろそろ将来も考えていた４年目、突然手紙が来た。
「結婚します」
『えっ、だれ〜』 だ！
男っ気はなかったし、思い当たるのは会っている時に出て来た、
大学の部活の先輩の話しだけ。
文面には
「土下座して《結婚してくれ》って言われた」 ので、とあった。
するかなぁ。
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後日、その先輩と全国大会でチームを組むことになり、遠征の都度
呑んでは繰り返す互いの言い合い。
彼女と会っていると話題は【貴方の話しだけ】のフレーズ。
知り過ぎていた同士でお互い遠慮していたら、
第三者の後輩にさらわれたことが、発覚 ！
お互いにホロ苦い思い出が残った次第。
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青春はカルピスではなく、ほろ苦くて、残念で、遠い想い出だけが
残る。
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