11月10日に、山北スカイロードマラニックの20kmの部に
参加した。競技性のないイベントで順位はなかった。
マラニックがどんな雰囲気か前々から興味があり、
ランネットで調べたら、こちらの大会が表示され、
神奈川県内なら異常に遠くないし、大野山にまだ登った
事はなく、是非登ってみたかったので、参加する事に
した。参加費は4000円で、参加者が群れをなして
マイペースで走るのに、そんなに金を遣うのもどうかと
考えてしまう時もあった。運営もちゃんとしていたし、
エイドも豊富だったし、4000円分は楽しめたと感じた。
準備体操は2人で組み、自己紹介した後に、引っ張り
合いっこしたり、相手に向かって倒れたりしたが、
なかなかユニークだった。相方は12kmの部に参加すると
いうことで、交流はそこで終わってしまった。26kmの部が
一番最初にスタートしたが、他の部に参加するメンバーで
トンネルを作り、最初はそこをくぐって走るというのが
ユニークだった。20kmの部は一番最後にスタート
したため、残念ながら平凡なスタートになった。
運営スタッフが先頭を走っていて、3回コースを誤ったが、
競技性がないからか、誰も文句も言わずにマイペースで
走っていた。速めのグループと遅めのグループに分かれて
しまったが、山を下る時はトレイルランの血が騒ぎ、
とにかく速めのグループに付いていきたいという気持ちに
なっていた。月光仮面の仮装をして走っている人がいて、
マントに自由にメッセージを書いてねと言われたが、
山の景色を見たりするのに気を取られ書き損ねた。
大野山の頂上から丹沢湖や富士山が見られ、その付近に
ある牧場では牛が見られるというので楽しみにして
いたが、富士山と牛は見られずに残念だった。頂上で
桜が見られたのはびっくりした。この時期に咲いてしまうと、
来年の春にはもう咲かないと言われ、最初はただ単に
綺麗だと思っていたが、段々と切なくなった。頂上から
見る景色は結構綺麗で、丹沢湖が見られたのは良かった。
何十人も頂上にいて賑わっていた。
下りの途中で見た、高杉のウラジロガシはでかくて
圧倒された。小滝も幾つか見られたが、無名なので
名前があったらいいですねと、運営スタッフが言っていた。
僕なら、無難に山北滝とか、大野山滝と名付けるかも
しれない。茶畑が見え、鮮やかな緑に目を奪われた。
山北駅付近の絹華という豆腐屋で走るのは終了し、
この後は、駅前の商店街で食事でも楽しんで山北鉄道
公園でゴールしてくださいと言われた。
20kmの部
だったが、YAMAPというアプリで走行距離を計ったら、
17.8kmだった。
エイドは合計5箇所あった。まずは、共和小学校跡地で、
あん団子を食べた。次は、ふか沢という蕎麦屋で、おろし
そばを食べた。次は、市間集会所で、藍の葉入りの
団子やドライかりんや柚子胡椒を振ったクリームチーズ
のせリッツなどを食べた。次は、絹華という豆腐屋で、
冷酒を飲んだり、厚揚げや豆腐を食べたりした。最後は、
ゴール地点で、数種類の手作りデザートを食べた。
お陰様で、特に補給食を準備しなくても腹一杯になった。
おろしそばと手作りのデザートが印象深かった。
商店街で利用できる金券を600円分貰っていたので、
カフェでソフトクリームを食べたり、総菜屋で塩メンチ
カツやカレーコロッケを買ったりした。
カフェは一緒に
参加したメンバー7人で入ったが、その中に男性が僕を
含めて4人いて、アイス男子が何人もいた事が嬉しくなった。
塩メンチカツとカレーコロッケは持ち帰り、妻と一緒に
食べた。
最後にさくらの湯に浸かって帰宅した。参加賞でその
温泉の割引券が貰えたので、これは浸かるしかない
でしょうと思っていた。露天風呂が意外に狭く、あまり
のんびりと浸かれなかったのは残念だった。普通の風呂は
結構暑く、泡風呂が一番リラックスできた。17時から
参加者の交流会があったが、僕は19時からマンションの
理事会に出席しないといけなかったので、交流会は
諦めた。地酒も結構振舞われたみたいだ。
マラニックは初体験だったが、思っていたよりか楽しめた。
山頂に行くという事でモチベーションが上がった。途中で
脚がつって座り込む参加者を2人見かけ、マラニックと
いえども、山を走るのは大変な事かもと感じ、軽い気持ちで
参加しない方が無難かもと思った。このマラニックの
場合、山好きとスイーツ好きは充分満足できると思った。
コースの設定とエイドの準備は苦労しただろうが、
こんな楽しいマラニックを開催してくれた運営スタッフには
充分感謝をしている。機会があれば、トレイルランを含む
マラニックに又参加してみたい。
大野山の頂上から見た風景、でかい高杉のウラジロガシ、
ゴール地点のエイドの手作りデザートの写真を載せておく。
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