mixiユーザー(id:4467752)

2019年01月03日23:56

56 view

新春特別興行初席夜の部 3日目

一昨日と昨日に続き、今日も「新春特別興行 初席 夜の部」へ。
私が勤めている予備校の会議が夕方にあり、終わったのが18時15分頃。

それから急いで上野広小路亭へ行き、到着したのが18時50分頃。この時ちょうど桂歌春師匠の高座でした。
その桂歌春師匠は『長命』(『短命』と同じ話だけど、正月ということで縁起をかついでこの題名に?)。私は途中からこっそり入り端の席で。宮崎県出身の歌春師匠は宮崎における落語の普及に多大な貢献をされています。そんな歌春師匠の穏やかで優しい人柄が伝わる笑いにほっこり……しつつも、豪胆なおかみさんにはびっくり。

仲入り後、二つ目枠で出てきたのは昨日に続き桂竹千代さん。この時間には全5回のうち4人の落語家さんが交代で出ることになっていますが、2回続けて竹千代さんが出てくるとは思わんかった。
昨日は『古事記』に関するネタをかけた竹千代さん、今日は『真田小僧』。独特の喋り方の竹千代さんによる真田小僧は、生意気でちょっと怪しい子供。これは竹千代さんの個性がハッキリ表れているといえるのでしょう。

それから落語、落語、手品と続き。

トリは神田松鯉先生で『雁風呂の由来』。様々な逸話も入り、決して押し付けがましくない形で人の『情』をさりげなく、しかしじっくり描き、明るいラストでめでたく終わる。感じ入りつつも朗らかな心持ちになる一席でした。
 
この興行は5日まで。明日から仕事始めの人が増えてくるだろうから、(昼席のお客は減り)夜席は仕事帰りの人などのお客さんが増えそうですね。
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する