あらゆる感覚や思いが欲（無の悟り）

悟りを目指すにあたって、欲望は悪者にされますね。

でも、見ることも聞くことも感じることも、全て欲なんですよね。

見たいから見えるようにしたんだし、聞きたいから聞こえるようにしたんだし、

感じたいから感じられるようにしたんだから。


だから、天国とか、別の次元とかがあるとしても、そこは悟りの最終目的地じゃ〜ない。

あらゆる感覚、作用のない状態が悟りだと思う。

それは外側から観察しようとしても、在ることが証明出来ない状態。

つまり、何もないとしか言いようがない状態。


普通の人は、天国や極楽浄土、高次元の世界などを求めるかもしれない。

私はそういう世界にはあまり興味がない。

本当の悟りは、「どこか」にはないから。

かすかな記憶では、目で会話し、愛し合う時は抱きしめるだけで分かり合える

世界にいたように思う。

なんでこの世界に来たかな〜


私は全てを否定しない。

私の望むまま、私の望み全てが映し出された物が世界だから。

本来、やってはいけない事など何一つない。

やってはいけない事が欲望の結果だとすれば、この世界自体が欲望の結果なのだから。


まあ、そこで智慧が必要になるのかもしれない。

思うままに体験するのもよし、その体験によって何が満たされるのかを考えるのもよし。

そして、何を満たしたいが為の欲望なのかを考えるのもよし。


科学、哲学、宗教は、宇宙がどうやって始まったかは考える。

でも、なぜ始めたのかと、問いかけることはしない。

そこに悟りの本質がある。


普通に悟りを求める人は、何か素晴らしい体験や世界を求めているのかもしれない。

それはそれで、その人のやりたい事であるから、是も非もない。

私のように、悟りを無と捉える考え方はあるのかな〜

ま〜普通の人は無にはなりたくないだろうね〜


ま〜やりたい事をやっている段階から、やりたい事がある人をサポートする側に

回って、段階的に無に戻るのかな〜


無になっても終わりじゃないよ〜〜〜〜

そこは終わりだけど、始まりの場所。


宇宙は始まったんじゃなくて、始めたの。


だからまた、面白そうな体験をしたがっている思いがぶつかってきた時に、

その思いを体験出来る宇宙を展開するんだよ！

合わせ鏡が開くんだよ！


悟りは種になることであり、畑になることなの。

無から有へ　有から無へ

始まりから終わりへ　終わりから始まりへ

終わりである始まりへ

がんば！