mixiユーザー(id:3097311)

2018年09月15日23:37

111 view

一体何故に!?

今、大きな国同士が所謂経済のことでもめているらしい、しかも事態はかなり深刻なようである。
かつて日米経済摩擦と言われる事態があったがそれに比べると〇△経済衝突と言う位の深刻さはあると思う。

何しろ外国の事である上に情弱なボクに「いや、これはもしかして大変かも?」と、思わせるくらいであるから当事国同士での事態の深刻度はやはり楽観視出来ない位のレベルなのでは無いか?と、思うのだけど、それにしても分からないのは、

それほど昔でも無い過去(具体的にはさだまさしが長江を撮った時より最近の話)当時は経済的には大国では無かった国に設備(工場とか事務所とか)技術(物作りの方法や機械の使い方、多分経営ノウハウなども含めた多種多額な投資を行った事、

何故そのようなことをしたかと言えば当時その国の人件費が安かったから、商品の開発、設計、デザインのみ自国で行い大量の雇用を必要とする量産は人件費の安い国で、そうすれば会社は国内で量産するよりもとても儲かると考えてのことであろうとは思う。

確かにそうすれば、短期的には儲かるし労働環境や災害、人権問題等についてもすべて「内政干渉なので・・・、」と言う事で済ませることも出来るという算段もあっただろう、

けれどもそれは言ってしまえば「安い雇用を間接的に輸入している。」以外の何者でもないのではないのか?一時的にならまだしも継続的にそういう儲け方をしていればいくら安くても人件費は外国へ流れ続けるし、売り上げの一部も当然そうなる、逆は無い。

そんなに長期的に見なくても赤字になるのはわかりきっている。必要な雇用者数の多くを外国に依存すれば国内失業率が上がる(とても深刻に上がる)のは火を見るより明らかなんしゃないか?

いろんな仕事を沢山もらって、一生懸命働けばその国の経済力だって上がって当然であるし、それがいろんな形の「国力」として顕現するのも考えるにがたくない話ではないのか?

しかも相手は明確な独立国である。名義上独立とかペーパー独立とか準独立とか属・・・え〜オホン、つまりそういう事で、

だから大量生産であればあるほど、生産調整とかにはそうそう応じられるわけでは無くて、つまり工場のラインを止めるというのは大変なことなので・・・だからそういう事にもなる。

その国で完成品(もしくは後はロゴやエンブレムを入れるだけの準完成品)レベルまで作らせてしまえばもうそれは権利問題とかそう言う意味での「是非」はともかく事実上本物である。

本物として作られちゃったんだから本物として機能するし、本物の質感だってある。だって金型とか設計図とか生産設備とか全部向こうに移しちゃったんだからそりゃあいろんな意味でコントロールは難しくなってくるに決まってるじゃ無いか?向こうの国には向こうの国の事情という物があるだろうに、

そりゃあ経済成長だってするだろうし、そうなれば労働者に何らかの形で還元だってしなくちゃならない、お金の流れが大きくなればいろんな意味で学ぶことも多いだろういつもで素朴で居られるわけも無い。

偉い人がぶち切れてしまって、その国の通貨に対していきなりドルを切り下げたり、変動相場制をせまったりしてハイそうですかと唯々諾々とそれを飲む国と言うのはそれが当たり前では無くてむしろとても珍しいんじゃないか?と、思う。(一つだけかも知れない位だ)いきなり関税上げちゃうぜ!!って言うのも生産国からすれば大問題だろう、ある意味追い詰められ感すら持っちゃうかも知れない。

どっちにしてもトラブルは良くない、(特に大国同士のそれは、)こういう時こそ偉い人達の理性と知性の見せ所ではないか?

知性あふれるコミュニケーションや、交渉、外交こそが所謂一つのグローバリゼーションとか言う奴には(そういや最近あまり聞かなくなったなこのカタカナ言葉、)不可欠な要素ではないか?

兎にも角にも穏やかにまぁるく事を収めてもらいたいと心から思う次第である。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する