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2018年10月29日09:09

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10月29日(月) #1720 「平成最後」は嫌い

おはようございます。木下藤吉郎です。

今から30年前の1988年(昭和63年)の今日、セガ・エンタープライゼス(SEGA)が日本で16ビットの家庭用ゲーム機「メガドライブ」を発売しました。

■CM MD SEGA メガドライブ　いとうせいこう「時代が求めた16BIT」
https://youtu.be/eTHMNku2BsI

■メガドライブ | セガハード大百科 | セガ
https://sega.jp/history/hard/megadrive/

また、今から50年前の1968年(昭和43年)の今日は、シャ乱Qのボーカリストで、音楽家、実業家(モーニング娘。などの元プロデューサー)のつんく♂さんの生まれた日です。

■Profile│つんく♂オフィシャルウェブサイト
http://www.tsunku.net/profile.php

10月29日月曜日

また新しい一週間が始まりました。今週は月をまたぐ週になるので、恒例の「今月の世相を表す漢字一文字」も発表予定ですが、それまでの2回分をさてどうするか、そこでふと、ここ数日耳にする「平成最後の○○」なる言葉に対する違和感を綴っていこうかなと思ったのです。

来年の2019年から元号が平成から次の新しいものに変わる事が決定しているのですが、果たして皆さんはその日が2019年のいつなのか、きちんと把握されていらっしゃるのでしょうか？

四択クイズ風に出せば、ざっとこんな感じでしょうか。

①1月1日
②4月1日
③5月1日
④9月1日

結論から申しますと、答えは③なのですが、平成最後なる言葉が節目としてどのような意味を持っているのかをろくに知らない方は、①や②の誤答を思い浮かべられたのが大半ではないかと私は思います。

政府は、当初は日本の会計年度の節目できりのいい4月1日も視野に入れていたようですが、それは同時に多忙極まる時期に天皇の位を譲る儀式をしなければならなくなります。その為、1ヶ月ずらした4月30日を平成最後の日とし、5月1日から新元号とする方向で決定したという経緯があります。

つまり、平成最後なる節目は、けっきょく政府や宮内庁などの都合によって作られた節目に過ぎず、国際的な目で見れば正月(ニューイヤー)や新学期(4月または9月)などに比べると非常に小さい節目に過ぎないのです。

にもかかわらず、なんだか世間では「今年最後」よりも「平成最後」の方がやたら大きい節目であるかのように誇張している感が否めず、広い目で見れば「平成最後」とそう規模や質が変わらなさそうな「今日一日」や「今月一ヶ月」の節目をもっと重要視すべきではないか、というのが私論なのです。

ちょっと今回は賛否両論が飛び交いそうな感じの文になりましたが、ひとまず「今日、最初で最後の」朝の歳時記風日記はここで閉じさせて頂きますm(_ _)m

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