mixiユーザー(id:39862309)

2018年09月08日18:32

87 view

調査の意図と背景  名古屋に魅力はあるのか?

もともとは
リニアのような高速交通が整備されると都市間の綱引き現象が起こる。魅力ある都市に魅力のない方が引き込まれるのだ。
そうなったとき名古屋の人たちはノー天気にリニアがくると喜んでいるが、地理学の法則を当てはめるとやはり東京の方が魅力ある都市なので、名古屋に人が留まらずに東京に行ってしまうと言う。

実際に新幹線のせいで大阪は寂れていった。仙台も広島も福岡でさえ。このように東京一極集中化が起こった。

交通機関のない江戸時代の各都市の賑わいは(福岡は明治になって工業化された都市として栄えた)今の比ではない。

そのことに県会議員や名古屋市議会は危惧を覚えた。
なんか目玉が必要だ。

そこで某市長などはSLを市内で走らせよう、お城は全木造にしよう、市内にカジノも誘致しようと必死になって考えている。
がこれを笑うことなかれ。

青年たちに明日の愛知を活性化してもらうために5グループぐらいに別れ魅力ある愛知のためにプレゼンを行ってもらったが、これまた小学生並みのアイデア。

現在ある名古屋の観光資源ではとうてい他都市にかなうはずがない。

超高級ホテルを市内に建設しようという発想も同じだが、このままでは間違いなく議員さんたちの心配通りリニア後は名古屋は空っ風が吹き抜ける空洞都市になるだろう。


では
そのことを市民に知らせて、何か有名になれる観光資源を作ることに同意してもらわなくてはならない。
そこで名古屋市が「このように他都市と比べても魅力がダントツにありませんよ」とアンケート調査をして見える化をしたのだろう。




住民が今後選択すべきことは
1 何か他都市にはない観光資源を発掘するか、作るかする。
2 観光資源化にお金をかけず、住むことに徹した住環境のよい都市として成長していく。
3 その他(1.2とは別の道)

ただ、青年たちの動きで心配なのは
大卒後の就職で東京に行ってしまう若者が年々多くなっているというデータがある。
物作り愛知で就職、ふるさと愛知で就職ではなく、一度は東京で暮らしたいという青年が多い。



愛知県民、名古屋市民は自分たちの都市がよもや30年後に年寄りばかりの街になることは想像していないだろう。
そういうノー天気なところに刺激を与えることはそれなりに意味がある。

■名古屋、また「行きたくない街」トップに 市長は危機感
(朝日新聞デジタル - 09月08日 08:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5279810
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する