10月9日 火曜日
先週から、鉄道関連の話を書いておりましたが、今回は少し話題を変えまして、タイトルにもあるようにプロ野球の話をしたいと思います。
もうスポーツニュースでご存じの事と思いますが、今シーズンにおいて阪神タイガースは17年ぶりのリーグ最下位が確定してしまいました。
この事に様々な意見や思うものがあると思いますが、なかなかメディアが大きく取り上げない事実も加味して考えますと、今回の成績については、選手よりも寧ろフロント側に問題があるのではないか、というのが持論であります。
その理由の一つに、実は阪神タイガースの二軍は、今シーズンウエスタンリーグを制し、それだけでなく、今シーズンイースタンリーグを制した読売ジャイアンツ二軍をも倒して、ファーム日本一を達成しているという事実があるのです。
二軍は日本一にまでなったにもかかわらず、一軍はリーグ最下位という結果は、実は何も今年が初めてではなく、タイガースの「暗黒時代」と呼ばれた1990年代後半から2001年にかけての、特に末期の野村監督、岡田二軍監督の時期にも見られた状況でした(2001年もそうだった)。それを考えれば、選手がただ情けない(努力不足)のが低迷の原因と言うことは断じてできないと、私は思うのです。二軍に有能な選手がごまんといるのに、一軍の幹部がそれをうまく活用できていない、言い換えれば実力を発揮させる事ができていない、ここに一軍が低迷した根本的な原因があるように思うのです。
今シーズン、タイガース二軍の監督を務められた矢野輝弘(やの あきひろ)さん、一軍の金本知憲(かねもと ともあき)監督のどちらも、2003年、2005年のリーグ優勝に貢献した、言わばV戦士の1人でありますが、なぜここまでチームに差が出来てしまったのでしょうか。
それにはやはり、矢野監督の実力の賜物と、金本監督の采配のまずさにあると言わざるを得ないのでしょうけれども、結論から申せば、選手の「心」に影響したものが大きく違ったのが本質的な原因ではないかと、私は思うのです。明日は、その具体的なところを書いていきたいと思います。
■阪神がノムさん以来17年ぶり最下位、対燕10連敗
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5322741
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