「孤独」について想う

今日は忙しく駆けずり回る中何故か「孤独」と言う言葉が脳裏から離れない

高校生の頃に駅のホームでふと感じた想いを認めた
「群衆の中の孤独」という詩の言葉が蘇って来た。

人は皆一人だよ
人が人を完全に理解する事などあり合えない
もし、そういう人と「出会った」と言う人が居たら「奇跡」

「奇跡」を求めて人は翻弄する
「奇跡」を求めて人は傷つく
「奇跡」を勘違いして時には歓喜し
「奇跡」を求めすぎて時には涙する

今日のニュースを見ても親が子供を殺したり
子供が親を殺したり
自分で自分を殺したり…

殺伐とした社会の中で
皆、足を止めて
一度考えて欲しい

人間は所詮弱い生き物
人間は所詮「孤独な生き物」

図らずも娘が出版した詩集にも同様な詩が…

「強い人間」

私だってそんなにつよくないよ
本当はすごいよわいんだよ
あなただってよわいはず
ヒトは　みんな
ホントは　よわいんだよ
つよい人間がいるんだったら
その人は　きっと
よろいでも着ている人だよ

当時１７歳だった娘が微妙に違う所はあるけど
こんな事を考えて言葉にしていた
出版して初めて知った娘の心

こんなもんだよ
判っているつもりになっていても１００％の理解なんて無理
親子でも夫婦でも程々判っていれば儲けもの
その程々が難しいから人間は悩む
程々の捉え方は皆違う
程々のスケールも皆違う

こんな簡単な事なのに
中々気づけないもの

人は生まれながら皆「一人」
「孤独」と言う友達は直ぐ横に居るよ！

「孤独」と一緒に生きて来た私の言葉だよ！

「人は皆孤独」と言う事に気が付き
開き直って
孤独と一緒に人生を…

太陽が時々私を照らしてくれる
それだけで十分
何も求めて居ないから最近は凄い楽になった

人は
「地べたを這いつくばるような人生」
と言うけど意識した人生ではないもの
目の前にある壁を取りあえず乗り越えて来ただけ

何時も「孤独」が隣に居てくれた
開き直りの人生

孤独は時には人を死に追い込む事も十分に承知
だけど
「人間は孤独な生き物」
と気が付けば
なんか思い込む事もない様な気分になれる

なんで今日、こんな事を考えたのかな？
私「ちょっと寂しい」のかな
ううん、そうじゃないんだ
幼い「命」と出会って
この子の「将来」を考えていた
母親にネグレクトされている１歳の子供
彼の人生もこれから色々大変だろうけど
〇〇君
「人間て皆孤独な生き物だよ」

これは私からあなたへのプレゼント
大きくなれ！！