【鎌倉街道】横浜〜藤沢

・8月、9月と鎌倉街道を横浜から藤沢まで歩いた記録をば。

【8月 横浜市】
・相模鉄道の瀬谷駅をスタート。
・三叉路に豊作を祈って大地や天の神を祀る地神塔が集められてた。こうして道路の真ん中に集合してるのは珍しい。

・次に源義朝(源頼朝・義経の父)を祭神とする左馬神社が。
・この周辺では疫病が流行すると、境川流域の神社をまわって厄除けする民俗信仰があり、コレを「七サバ参り」といったとか。


・次に飯田郷へ。ココは平安末期に飯田家義が治めた領地で、家義はのちに石橋山の戦いで大敗した源頼朝を救い、富士川の合戦で活躍した事から「鎌倉武士の鑑」と称された。

・この日は相鉄線のゆめが丘駅でゴール。このゆめが丘駅、見た目は近未来チックなのだケド、周囲には何もない。すぐ近くに横浜地下鉄の下飯田駅もあるというに。駅前開発が頓挫したのかしら。


【9月 藤沢市】
・横浜地下鉄の下飯田駅をスタート。

・まずは横浜市神奈川区の東泉寺へ。ここの山門は浅間山の噴火により被害を受けた人を悼む為に作られたとか。

・しばらく進むと、周囲に何も無いためか旧横浜ドリームランドのホテルエンパイア(今は横浜薬科大学の図書館棟)がハッキリと見えてくる。

・横浜ドリームランドは2002年に閉園したそうで、以前住んでた奈良市のドリームランドも閉園してしまったし、遊園地も栄枯盛衰。
・次に戸塚区の八坂神社には鎌倉街道の説明版と鳥居そばの庚申塔には「かまくら道」と刻まれていた。


・この辺りの道路はやけに車通りが多いな、と思ってたら横浜市と藤沢市の境である国道一号線が渋滞を起こして、そこから脇道に流れた来た車が多いためだった。
・途中、源頼朝が狩りをした時に参拝した柄沢神社や戦国時代の北条綱成(信長の野望創造で統率90武勇95知略80政治60の名将)が創建した慈眼寺を通る。


・いよいよ鎌倉市に入ると、JRの大船車両工場からの引き込み線路や新田義貞が北条軍を打ち破った洲崎古戦場碑を見つける。


・この日のゴールは湘南モノレールの湘南深沢駅。

・実はモノレールに乗ったのは、とても昔の東京モノレール羽田空港線以来でなかろうか。