反・大資本、反・濫開発、中韓無条件擁護、反米…
という、左翼ジャーナリズム四柱のうち三本までが動員された秀逸記事である。
15年前のイラク戦争以来御無沙汰だった志葉 玲の健筆を久しぶりに見られて嬉しかった。
途上国に対する開発援助は、すべからく冷戦の一形態であると私は思うので、戦争を憎む(戦場は好きだけど)志葉 玲が、このようなプロジェクトに反感を抱くのは理解できる。
しかしながら、当該記事に対して下記の反論が出されたので、志葉 玲は これに再反論せよ。
<ラオスダム決壊>日本責任論&天災責任論に反論してみる
http://blogos.com/article/319585/?__from=mixi
参考までに、
途上国支援には tied(ひも付き)と untied (ひも無し)があって、最近の日本政府によるODAは、ひも付きが基本のはずなのに、この工事のみ韓国が施工するに至った経緯が詳らかでない(ラオスにおける他のダムは日本企業が受注&施工)。
工事を担当したSK建設は工期短縮ボーナス22億円をラオス政府から受け取った。
崩落が起きる数日前にSK建設の韓国人スタッフ53名全員が現場を後にした。
日本の主要紙は韓国叩きに終始するどころか、ほぼ黙殺している。
むしろ、韓国の主要紙にこそ、今回の不手際を「国辱」と決めつける論調が見られる。
また、決壊部は日本の設計に従って施工された…という、いつもながらの責任転嫁が韓国ネットでは見られ、相当数のイイネがついている(ただし、ワルイネもついている)。
■建設中に決壊したラオスのダムは、日本の資金によるものだった――韓国叩きに終始するメディアが報じるべきこと
(HARBOR BUSINESS Online - 08月21日 15:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=219&from=diary&id=5253466
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